第19回愛知県岡崎将棋祭り トークショー

岡崎城のそばにある、能楽堂(のうがくどう)で、行われたトークショー
午前11時からで、先着300人が中に入ることができました 席はほぼいっぱいに埋まっていました
天気がすごく良すぎて、暑いくらいでした
能を舞う舞台に、イスが4つ設置されていて、そこで4人がマイクを持ってトークする、というもの

石田和雄九段、森内俊之名人、谷川浩司17世永世名人、上田初美女王という、豪華メンバー
お客は、半円形状にせりあがった席にまわりを取り囲んで座って見るスタイル

まずは石田さんの登場 髪の毛を黒く染めていて、若く見えるので、何才かわかんないね
挨拶を済ませた石田さんに拍手が起きる
石田「この将棋祭りはもう毎年恒例なのですが、今回は私が司会です 毎回、名人クラスが来てくれるのはありがたいと思ってます」

石田「森内名人、ご来場お願いしまーす」 パチパチパチ
「17世永世名人の資格を持つ、谷川九段、ご来場お願いしまーす」 パチパチパチ
「上田初美女王、お願いしまーす」 パチパチパチ

男3人はビシッとスーツ、上田さんは薄いオレンジのブラウス、ブラウンのスカート姿
上田さん、髪の毛がツヤツヤして、すごくきれいだ

石田「私は司会するよりも、ペラペラしゃべるのが好きなんですど」
石田さん、それぞれ3人に振って、3人が挨拶した

岡崎の印象を訊かれた上田さん
上田「自然の豊かなところで、呼吸するごとに、いい空気を吸ってるなーという感じです」
(他にも何かしゃべっていました メモ取れず)
石田「なかなか立派な挨拶で、たいしたもんだなあ」

森内「みなさん、おはようございます 呼んでいただき、うれしく思います 今、名人戦が1勝1敗なんですけど、ここでリフレッシュできればいいな、と思います (ちょっと黙って、間が空いてしまい)・・・今、そんな感じです(^^;」

石田「谷川さんは、岡崎は13回目とか」
谷川「30代のときはよく来てまして、40代に入ってから、ここの公開対局で負け続けて、お呼びがかならなくなったのかなーと(笑) 今は役員の仕事で、色々忙しく、あちこち飛びまわってます 今日は森内現名人と対局できて、光栄に思ってます」
石田「忙しい人は仕事がどんどん入って忙しい、ヒマな人はすごくヒマ(笑)」

石田「今日は『将棋の楽しさが、どうだ~』とか、ありきたりのことはしゃべらないで、他のことをしゃべろうかとね  名人戦のこともねえ 予想なんてね、本人のいる前でねえ」
森内「私は耳をふさいでますので」
石田「お客さんに質問があるか、訊いてみようかな」
お客の一人「名人戦を森内名人が防衛する確率はどのくらいでしょうか?」
森内「100%と言いたいところですけど(^^; みなさんに訊いてください」
石田「みなさん、どうですか? 森内名人が防衛すると思われる方、拍手をお願いします」
ほぼ全員が盛大な拍手 パチパチパチパチ
石田「全員が拍手ですねえ でも、羽生先生が来ると、また全員一致で拍手するんだ、これが(笑)」

石田「谷川さんは役員の仕事は、どうですか」
谷川「(役員になる前の)今までが、将棋だけ指していればいい、という、ぜいたくな立場だったんだなあと思いますね でも、将棋界周辺のことは、よくわかるようになりました ファンの方と直接会うことができるのも良かったことですね 『対局のほう、がんばって』と言われるのはありがたいです」

石田「森内さんは、名人戦、いかがですか」
森内「最近、成績のほうが厳しい状況だったんですが、これからいい流れになれば、と思ってます」
石田「森内さんはねえ(2007年に)郷田さんと名人戦をやっているときに、2連敗していたんですけど、そのとき岡崎のこのイベントに来て、それから逆転して防衛した、という、縁起のいい場所なんですよ、ここはね そのとき、森内さんは『まだ防衛できます』と自信を持って言ってましたね」

石田「上田さんは、え~っと、マイナス女子? マイナ・・・ス?」
他の3人「マイナビ女子オープン(^^;」
石田「あ、マイナ『ビ』か(笑) 今たしか2連勝・・・」
上田「タイトルを取って、一年間でさまざまな面で成長させてもらいました 今年の相手は長谷川優貴ちゃんで、まだ16才ですね 2連勝ですが、まだまだ気が抜けないです」
谷川「長谷川さんは、半年前まではアマだった人で、今は女流二段 上田さんは、ファンの逆風という中で、世論とも戦わないといけないです」
石田「(縁起がいいとされる)岡崎に来たから、大丈夫じゃないですか」
上田「さきほど、そこの神社でお参りしてきましたから」

石田「えっと、それで、最近、室田女流が婚約したんですけどね、上田さんはどうなんでしょうか」
上田「あ、そういう流れですか ここのところ、なんだか結婚ラッシュが続いていて、飛び火がこちらに ・・・見守っていてください(^^;」

石田「森内さんや谷川さんは、名人戦を戦っている、というのは、うらやましいですね 選ばれた人の中の選ばれた人でねえ それで、話は変わるんですけど、こんど、私は定年を迎えるんです 竜王戦が最後になります 私は新幹線がない頃から、岡崎から奨励会に通ってましたんですよ 現役生活は、50年! 引退しても、普及活動とかありますから、忙しさはさほど変わらないと思いますけどね でも、対局がなくなるとどうなるのかなあ 大内さんなんかは、引退して、『やっぱり一本、背中から支えが抜けた』と言ってました」

谷川「石田さんとはA級でも対戦したんですけど、本筋の将棋でした これを言うとアレなんですけど、竜王戦の挑戦者決定戦でも対戦しました 私が負かされるときは、何もできず完敗でしたね 私が勝つときは逆転勝ちで」

石田「私のことばっかり話して申し訳ないんですけど、森内さんは私の引退についてコメント何かありますか もうお前は消えてけ、とか」
森内「(笑) 私は子供の頃、石田先生にサインをもらったことがあるんですよ そのときの書いてもらった揮毫(きごう)がこれこれでどうこう~(ここ、メモできず)」
石田「ああ、その揮毫ね 意味は、これこれでどうこう~」
森内「私も石田先生と対局したときは、負かされるときは完敗、私が勝つときは逆転勝ち、谷川さんと打ち合わせしたわけじゃないんですよ」

石田「上田さんは、私については、どうかなあ 若いから知らないでしょうね」
上田「数年前のどこそこの(メモできず)イベントでご一緒して、普及に熱心な方だなーと、印象に残ってます」
石田「あー、あのイベントでいっしょだったか」
上田「子供教室も私は教えてらっしゃるところを見て、これはさすがだなあと思いました お弟子さんからも尊敬されていらゃっしゃって」

石田「引退しても、まだ普及活動がありますんで、よろしくお願いします」
お客 パチパチパチ 
石田「それでは時間がきたんで、この辺で終わりましょうか」
お客 パチパチパチ 

こんな感じのトークでした 完全にメモできたわけではないんで、そこは汲み取ってください
もう少し詳しく話しているんですが、話の重要ポイントだけです
石田さん、50年現役だったんですねえ すごいです(たぶん、奨励会時代も含めて約50年) 
石田先生、現役生活、お疲れさまでした!!