第20期 銀河戦
本戦Fブロック 8回戦
飯島栄治七段 vs 宮田敦史六段
対局日: 2012年3月30日
解説:中田宏樹八段
聞き手:室田伊緒女流初段
記録:井道千尋女流初段

土曜に放送された銀河戦
エーちゃんこと、飯島の登場 先日のNHK杯、中村太地vs小林裕士の一局では、
解説が非常にうまかった飯島 

平成23年度の成績は、飯島18勝12敗 宮田敦史12勝13敗
飯島は予選で宮田利男に勝ち 宮田敦史は、本戦で大石、安用寺に勝ち

解説のデビル中田「飯島は、攻守のバランスが取れた堅実な棋風 最近調子がいいようだ
 宮田敦史は中終盤に鋭い手が出る」

先手飯島で、相掛かりになった やったー、相掛かりだ めずらしい
相掛かりを見るの、好きなんだよね 先手の攻めvs後手の受け、という図式がはっきりすることが
多いし、将棋で一番のクラシックな形と思う 

飯島の引き飛車▲3六銀vs△宮田の受けという展開
単純棒銀を狙った飯島の攻めを、宮田は△8一飛と注意深く受けた
デビル「こうなると、先手のほうも棒銀に行きにくい」
盤面、こう着状態、序盤が延々続くことになった うわ、長い・・・

結局、▲飯島の矢倉vs△宮田の右玉という将棋になった 相掛かりの跡形(あとかた)がない(^^;
相掛かりはこうなることもあるね もっと速攻の将棋を見たかったが、仕方がない
開始から一時間経って、ようやく本格的な戦闘開始だ

両者ほぼ考慮時間を使い果たし、もう30秒将棋だ
聞き手の室田女流「ここからが大事な局面なんですけどね(笑)」

飯島、▲2九角という、受け一方の角を打たされ、苦しいかと思えたのだが、
そこから飯島、勝負手を連発、宮田もがんばって受けてる
ちなみに、私は全然手が見えない どちらを持っても勝つ自信が全くない(^^; 
デビル「先手、さっき打った▲2九角が、完全に封じられてしまったのが痛いが、形勢は不明」

これは、宮田の受けきり勝ちか、と思えたのだが、飯島、飛車を全くのタダで見捨てるという
発想を見せ、細かった攻めをつなげてしまった 最後、▲2九角が見事、攻めに働いた
角が飛び出したときは、勝ちを確信しただろう 飯島の快勝! エーちゃん、してやったり!

いやー、飯島、これは強い勝ち方! 手を発見する能力がすごいわ 
対局中では、宮田が特に悪い手を指したとも思えなかった
飯島、さすが竜王戦1組だけある 今期の竜王戦1組では、森内と丸山に勝ってるんだね

ここのところ、「強い」と思える棋士をいっぱい見ている
NHK杯での牧野と阿部光瑠の熱戦、中村太地、豊島、佐藤紳哉もそんなに悪くなかった、
鈴木大介、粘りまくった千葉、そして飯島・・・ 強いのがゴロゴロいるね 
楽して勝てる相手がめったにいなくなった感じがある
プロ将棋界、レベルが上がっていると思える いいねいいね