鈴木大介 八段vs谷川浩司 九段 NHK杯 2回戦
解説 杉本昌隆 七段

矢内、長い髪を下ろして、とてもいい 今週は服も黒でビシッと決まっている いいねー

大介は1994年四段、竜王戦1組、順位戦B1 1回戦で千葉に勝ち NHK杯の本戦出場は16回目
タニーは1976年四段、竜王戦2組、順位戦A級 1回戦シード NHK杯の本戦出場は33回目

杉本「大介は今期好調で、勝ちまくっている印象 
 タニーは理事職が忙しい、今期はまだ対局数が少ないのでこれから」

事前のインタビュー
大介「タニーは切れ味鋭い終盤型、居飛車党だが、相振りも指すので、自分にとってやりづらい相手
 序盤から手厚く指して、光速の寄せが出ないように気をつけたい」

タニー「大介は早見え早指し、今期は成績もいいので強敵と思う
 NHK杯はここのところ、あまりいい思い出がないんですけども、
 今日は自分のペースを守って落ち着いて指したい」

2人の対戦成績は、大介7勝、タニー6勝とのこと 
タニー、直前の銀河戦では、大介に完敗だった タニーが復調していると良いけど、と思って見ていた

先手大介で、▲中飛車+高美濃vs△居飛穴という図になった
初手から▲7六歩△8四歩、この時点で、駒組みの完成形が読めた人も、居るかも?
私はそこまでは読めません(^^;
ただ、感想戦で大介「居飛車党の人の中には、穴熊に組めて良しと思っている人も多いので、
 そういう人とは何回やっても、この駒組みになる」とのことだ

さて、戦いが始まり、大介が▲9五角から揺さぶりに行ったところ
大介はこの戦い、なんか、相当に指し慣れていそうで怖いなあ タニー、大丈夫か? 

▲2五桂と元気よく跳ねた大介、杉本が「この桂がタダで死ぬ心配はもうないでしょう」と
解説していたのに、△2四歩からのんびり取りに行ったタニー え~、タニー、大丈夫か?

なんか、振り飛車の左桂に、天使の跳躍をあっさり許しているタニー 大丈夫なのか?

杉本「ちょっとイヤな流れですね 居飛車側を持っていると」
さらに、杉本「ここまでは、大介はやりたいことはやった、という感じですね」

竜をズバッと切って、さらに馬も切って、バンバン攻めている大介 タニー、これはもうダメでは?

大介の手の勢いが止まらない いつも最強の手が返ってくる感じだ 
タニーの指し手からは、元気が感じられないんだよね こりゃーダメだ・・・orz

結果、89手にて大介の快勝 快勝というか圧勝だった 大介は5回、考慮時間を余しての勝ち
杉本「大介の駒さばきが見事だった タニーに力を出させなかった
 大介は、波に乗っているな、と感じさせた」

対局開始前から、この勝ちは決まっていた、という空気すら感じた一局だった
大介の指し手、流れに乗って正確で、一局を通して「大介流の居飛穴退治」という講座番組を
やっているかのようだった

感想戦で、大介「本譜はけっこう、研究どおり行ったので、良かった」
 タニー「桂を取って喜んでいる局面では、なかったですね」 

中飛車党の人にとっては、これ以上ない居飛穴退治のお手本だったと思う
私の感想「タニー、相振りにしてくれていれば・・・orz」