2012.12.12 ガラスの仮面
今、私を含めた家族4人が夢中になっているマンガがある 「ガラスの仮面」だ
言わずと知れた、日本の文化芸術史に残る作品である

もちろん、今になってこの作品を読み始めたわけではなく、最近最新刊が出たのをきっかけに、
また私の家族にブームが来ているのだった

いちおう少女マンガであるのだけど、アニメを父に見せたところ、父も見ている
父が少女マンガのアニメを見るなど、この作品が最初で最後だろう

このマンガがどういうものか、うまく比喩(ひゆ)した文章があった
『ガラスの仮面の面白さは、42.195kmのフルマラソンを、
 100メートル走のごとく駆け抜け続けているかのようだ』

そして、1975年の連載開始から30余年、最近の刊でもその面白さの勢いは衰えることを知らない
いまだに猛スピードでダッシュし続けている

単行本は49刊まで出ている しかし最近の刊、読むのが怖いのだ 
ここまでは話がとてもよくできていただけに、これから先、連載を続けることにより、
つまらないストーリー展開になってしまわないだろうか? 
一昔前の少年ジャンプのように「大人気になった作品が、いつまでも終わらずに続いたことにより、
途中からグダグダになってしまった」 そんな風にならないだろうか?

『今まで一つずつ、積み上げてきたガラス細工の塔、ものすごく高く積みあがった
 これからももっともっと高くして欲しいと思う
 だけどあまりに高くなったがゆえに、これ以上はヘタに積むと、
 今までのものが音を立てて崩れて壊れてしまいそうだ 積み上がるのを見るのがとても怖い』

至高の面白さであるがゆえにそういう怖さを感じる作品、
それが私にとっての「ガラスの仮面」なのだった