ブログをけっこう長く書いていると、毎回悩まされる用語がありあます
特に将棋でよく使う言葉に絞って、それを集めてみました
とにかくややこしいので、以下には私が間違えてる部分もあるかもしれません
・・・読んでもあんまり面白くないかもしれません


「そのとおり」と「そのとうり」
これは調べると、どっちでもありとのことがわかりました でも正式には「そのとおり」だそうです
私はどっちも使ってしまっていて、統一性がないです

「固い」と「堅い」
これは、「囲いがカタイ」と使いたい場合、「堅い」のほうがどっちかというと正解のようですね
でも、「堅固」と言いますしね このブログでは「固い」をよく使ってます
他にも「硬い」という字もあり、悩ましいです 「難い」は使い方は間違えませんね
なるべく硬い文章にならないようにしたいですね まったく日本語は理解し難いです

「戦型」と「戦形」
「居飛車穴熊vs藤井システムというセンケイ」この場合はどっちでしょうか
これは「戦型」がはっきり正解、ということです 「戦形」という単語はないです
(後日、注・しかし、明確な区別があるわけではなく、どちらも使われていますね
 羽生の頭脳9巻の冒頭で「戦形」と書かれてました 
「戦型」という単語も、将棋か卓球でしか使われていないようです)

しかし、悩ましいのが「センゴドウケイ」のときに使う、「同型」「同形」はどっちが正しいのか?
これは両方あるようです しかし、私見では、厳密には使用の仕方が違うと思います
例えば角換わりで「腰掛け銀」という戦法を先手と後手の双方が採用していれば、
そのときは「先後同型」でしょう そして先手と後手と両方の形が全く同じになれば、
そのときのみ「先後同形」と言えるという解釈が正しいと思いますね 
まったく、同系の言葉は難しいです 

「利き」と「効き」
これは間違えないようにしないといけませんね 「角が遠くから利いている」
「さっき打った角が効いて有利になった」というように、使い分けなくてはだめですね

「聞く」と「訊く」
「聞く」は耳で聞く、「訊く」は尋ねる(たずねる)という意味で使いますね
「訊く」は常用外で、「聞く」でもOKなんですけどね これは私は区別するようにしてます

「早い」と「速い」
これは私も小学生の時分から、使い分けに手を焼いてます 将棋用語だと「早指し」と言いますね
例文として、「早指しなので、進むテンポが速い 今日は早起きしたので頭の回転が速い
 戦型は早石田になり、序盤早々から速攻したが、時期尚早だった 早まったことをした」
こんな風に使い分けないといけないのです もはや早口言葉です

「充分」と「十分」
これはやっかいです 非常によく使う言葉なのです (以下、説明が長文になってしまっています) 
どちらも同じ意味で正解なので、どちらを使うか、その人にゆだねられます
人によってバラバラですね ちなみに私は「充分」派です
Rocky-and-Hopperさんは、「十分」派だと私はひそかに思ってます

私が「充分」のほうにしている理由は、将棋には「持ち時間」がよく出てきますよね
例えば加藤一二三九段が「あと何分?」と訊いたときに、記録係が「加藤先生、残り十分です」
と答えるシーンを想像してみてください 
そこで加藤九段が「十分でも充分」と言ったとします 
加藤九段は一分将棋の神様ですからね
これを「充分」でなく「十分」で書いてしまうと、
加藤「あと何分?」 記録係「加藤先生、残り十分です」 加藤「十分でも十分」
となり、わかりにくいわけです 
もちろん加藤九段のことですから、何回も「あと何分?」と訊くでしょう
加藤「あと何分?」 記録係「残り九分です」 加藤「九分でも十分」
加藤「あと何分?」 記録係「残り八分です」 加藤「八分でも十分」
加藤「あと何分?」 記録係「残り七分です」 加藤「七分でも十分」 
・・・これは混乱すると思います

しかし、「充分」には、決定的な欠点があります それは、「十二分」と書けないことです
ヒカルの碁で藤原佐為のセリフで、塔矢行洋と打ち終わった後の名セリフがあります
佐為「塔矢行洋・・・ あなたは十分に応えてくれた
 あなたの研ぎ澄まされた一手一手に 私の身は戦慄を覚えるよりも歓喜に震えた 
 そんなあなたに十二分に応えることができた自分が誇らしい ありがとう 塔矢行洋」
このシーン、この場合は、「十分」の方でなければ次に出てくる「十二分」と整合しないため、ダメなのです 
「充分」と「十分」、どちらにもメリットとデメリットがあるわけです 十二分な充実した解説になりましたね

「一歩(いっぷ)」と「一歩(いっぽ)」
これも将棋では使います 困ります
「一歩(いっぷ)あれば勝ちだったのに、あと一歩(いっぽ)のところで負けてしまった」
これはどうすればいいのでしょうか? 仕方ないので、いっぽと書きたいときは平仮名にしてしまってます 

「変わる」と「代わる」と「替わる」と「換わる」
これは極めつけでしょう 何回書いても難しい、難解の極みです 例文を一つだけ
「持ち時間を費やした代わりに、飛車と角を換えることができて、さっきとは形勢が変わった」
こういう使い方が正解だと思ってます
「替わる」は、お金の「両替」くらいにしか使わないんじゃないでしょうかね
(後日、注・「入れ替わる」、「着替える」等、けっこう使われていますね)
「ごはんをおかわりする」を漢字で書く場合、もうどれを使っていいか、わけがわかりません 
そういえば「かくがわり」は最近は「角換わり」に統一されているようですね

「~という」と「言う」
これもやっかいです 「谷川や羽生という人達は、天才と言われている」
こういう風に使わないといけないと思います 

「よく」と「良く」
これもやっかいです 「形勢がかなり良いところからの大逆転負けは、よくあることだ」
まったく、よく考えないと、文章は良くなりませんね 

「みる」と「見る」
これもやっかいです 「定跡本で見た戦法を真似してみた」
こういう風に使わないといけないと思います 

こういった違いを理解してみると、文章を見る目が変わると思います(ならないか?)
他にも、私のちょっとした工夫として「と金」と書くときには、必ず「、」を直前に書くようにしています
読みやすさという点で「、」は効果があるでしょう

日本語にはこういった表現の違いがあるわけですね
これを読んだ人の文章を見る目に、変化が表れることを期待しています ん?「現れる」だったかな・・・