銀河戦 本戦Cブロック 9回戦
糸谷哲郎六段 vs 鈴木大介八段
対局日:2013年2月21日
解説:畠山 鎮七段
聞き手:香川愛生女流初段

糸谷と大介、早指しの雄どうしの対決ということで、注目していた
糸谷はここまで、大石、塚田、豊川、畠山成幸に勝ち 大介は予選シード

平成24年度の成績は、糸谷33勝11敗、大介18勝16敗
解説のハタチン「糸谷は非常に早見えで頭の回転が早い 踏み込みも決断力もいい 居飛車党
 大介は細かいことにこだわらない豪快な振り飛車党 10秒将棋を指し込んだ実戦派」

先手糸谷で、後手大介のノーマル四間飛車 ▲居飛穴vs△銀冠という図式になった
中盤早々、お互いの駒が取りになり、それを放置しあう激しい展開
ハタチン「気合いの応酬 もうどっちかが倒れていてもおかしくない
 お互いにやりたいことをやっている」

ハタチン「ギリギリですね 糸谷がさばくか、大介が押さえ込むか」
そこから糸谷が見事に大駒をさばいた 
ハタチン「20代のうちは、駒がどんどん、さばけるんですよ(笑)」

大介も勝負手を放ったが、糸谷には通じなかった
優勢になってからの糸谷の指し回し、そして最後の糸谷の寄せは見事の一言で、
一手違いをキッチリ見切って勝っていた

123手、糸谷の勝ち 糸谷は考慮時間を3回余しての勝ち (大介は全部使い切っていた)
開始から1時間11分、手数のわりに早い終局で、いつもの糸谷将棋だった

感想戦によると、中盤の分かれでは、大介が優位に立っていた、とのことだった
大介「ちょっといい、ちょっといい、が一番怖いですね 
 糸谷の気迫に追われて、ここから終始弱気でした」

この一局、角が端から利いていたり、穴熊と端を伸ばした銀冠のどちらが遠いのか、が私にはわからず、
大局観が働かなくて、今どちらが有利なのかわかりづらく、困った(ハタチンの解説は良かった)

手が広い局面が続き、正確に指した糸谷と、ちょっとずつ緩くなってしまった大介の差が出た一局だった
糸谷はやっぱり早指しが強い 感想戦を見ていても、変化の手順で、よどみなくビシビシ発言していた

糸谷vs大介の早指し対決、今回は糸谷の快勝という内容だった