渡辺NHK杯に、つるの剛士さん、カロリーナさん、石田四段が挑んだ

1局目、つるのさんの登場 渡辺との飛車落ち対局 持ち時間は、つるの10分 切れたら1手30秒
ただし1分単位で5回の考慮時間があり 他に1回の作戦タイムが取れる 渡辺は1手10秒
三間飛車から銀冠に組んで、角を切って猛攻を仕掛けたつるのさん
解説の野月は絶妙のところで作戦タイムを取ってくれて、完璧なアドバイスを送ってくれたと思った
が、つるのさん、渡辺が手を変えてきたところで考慮時間を取り損ね、すぐ指してしまったのが敗因
最後は2手違いに持ち込むのがやっと 97手で完敗 あー、これはもう実力としか言いようがない負け
本気の渡辺を相手に飛車落ちでは手合いが厳しすぎる、2枚落ちでどうかと思う

2局目、ポーランド人の研修生、カロリーナ・ステチェンカさん登場 渡辺との飛車落ち対局
持ち時間は1局目と同じ 右四間での定跡形となった
途中、カロリーナさんに強手が出て、解説の片上は「いけるか」と言っていたが、
結果的には87手の短手数でこちらも完敗 こちらも手合いが厳しすぎる 渡辺は強い
並の女流プロでも、渡辺を相手に飛車落ちは勝てないだろう
局後、渡辺「2局とも本気でした」とのこと

3局目、同門の新鋭四段の石田四段との10分切れ負け対局
渡辺が四間飛車穴熊を採用 相穴熊となった
中盤、ちょっとの石田の援手から渡辺がリードを奪い、それを広げて確実に勝ったという印象
120手で渡辺の勝ち 新鋭四段に、トッププロが貫禄を示した内容だった

1局目、2局目、飛車落ちだったが、これでアマ側が勝とうとするのは、つらい
私は思うのだけど、2枚落ちの次のレベルの手合い、それがいい手合いがないんだよね
一般に、2枚落ちの次は飛車香落ちだけど、2枚落ちに比べて一気に厳しい手合いになってしまう
それに、アマが飛車香落ちで練習できる機会がめったにない

そこで常々思っているのだけど、金落ちという手合いを導入してはどうかと思う
上手側が、どちらか一方の好きなほうの金を落として対局するというもの
これならアマは、いつも指している平手に近い感覚で指せる 駒落ちのための定跡を学ぶ必要がない
この金落ちという手合い、お好み対局で導入を検討してほしいものだ