私は最近、また銀河戦を観ています おととし、去年と、ブロックの下のほうは観ていなかったのですが、
観ていると面白いのです、これが(^^; 色々な人が出てくるのが楽しいんですよ 

今回はNHK杯と銀河戦を比較して、私の意見を書いてみたいと思います

<放送時間>
NHK杯は週1回 毎週日曜の午前10時半~12時 地上波のEテレにて
銀河戦は週2回 毎週火曜と木曜の午後8時~9時36分 CSの囲碁将棋チャンネルにて

銀河戦は、昨年度までは木曜と土曜に放送だったのですが、今年度から火曜と木曜に変更になりました
これはいい改善だったと思います 土曜の夜の放送時間は、NHK杯に近すぎましたのでね

<本戦出場人数>
NHK杯は50人 銀河戦は96人

NHK杯は予選免除(A級、B1、総合成績優秀者など)が32人 
そして予選を通過した18人が本戦に出る仕組み
NHK杯の本戦に出場する予選は厳しく、7~8人1組のトーナメントを勝ち上がらないと出れない
予選免除者が多すぎ、毎年同じようなメンバーになってしまっている感があります
B1の予選免除待遇は問題だと思っているのが本当のところです

銀河戦は96人も本戦に出れるので、色々なプロ棋士が観れるのが最大の売り
どんなプロでも予選で1回勝てば本戦に出れる仕組み 
NHK杯と違ってアマチュア枠(今は4人)もある ちなみに女流枠は2人

<トーナメントの仕組み> 
NHK杯は純粋なトーナメント 説明不要 羽生などの強豪は2回戦から出場 
銀河戦は12人ずつ、A~Hの8つのブロックに別れ、パラマス方式というトーナメント
各ブロックの最多連勝者と最終勝ち抜き者が、決勝トーナメント(16名)に出る 
これは1年間観てれば、そのうちルールはわかります(^^; 
羽生などの強豪は各ブロックの最終戦に出場

<持ち時間>
かなり似ているが、ちょっと違います 
NHK杯は持ち時間10分 切れたら30秒 ただし1分単位で合計10回の考慮時間がある
銀河戦は持ち時間15分 切れたら30秒 ただし1分単位で合計10回の考慮時間がある

NHK杯は2011年度から持ち時間が15分から10分に短縮されました
NHK杯と銀河戦、私の好みは現状のNHK杯のほうです
5分違うだけなんですけど、序盤の進み方の早さが違うんです 持ち時間10分のほうが、サクサクと
序盤が進んでくれます 私は銀河戦は序盤の駒組みは早回ししてしまうことが多いです

<聞き手と解説者>
NHK杯は聞き手が固定 今は矢内さん 今5年目 基本は3年で交代のはずだけど、矢内は続行中
銀河戦は聞き手の女流棋士が毎回変わる仕組み ただし2本撮り

NHK杯のほうは、今は矢内さんだからいいですよ でも、もし変な人が聞き手になってしまったら・・・
名前はとても言えませんが、以前、千葉涼子という女流が聞き手で、あ、言っちゃいました(^^;
いや、千葉涼子さん(旧姓は碓井)、私はとても好きだったんですよ CSで碓井さんが出てきたら、
私は「やったー、今回はどんな毒舌が聞けるかな」とワクワクしたものです
でもですよ、毎週毎週、千葉さんの毒舌はキツかったわけです たまに出るから良かったんですよ
碓井涼子さんという人は、食材で例えれば、タバスコのような存在だったわけです
たまに少量、食べると、美味しかったわけです それがNHK杯で毎週となると、キツかったんです 

銀河戦のほうは、毎回違う女流棋士さんがやってくれるので、「今回はどの人かなあ」という感じです
色々な女流棋士さんが観れて楽しいです どの女流さんも聞き手は、つつがなくやってくれてます
私の提案なんですが、NHK杯も、もう毎週、違う女流棋士さんがやってくれるほうがいいですね
女流棋士さんのほうとしても、NHKに出て、顔を売るのは大事なんじゃないですかね?

解説者は、NHK杯はある程度の実力者が、銀河戦は色々な人が出てくる感じですね
解説の選抜にはどんなルールがあるのか私にはわかりません でもみなさん、うまいと思います
聞き手も解説も、今はみなさん安定している感じです 不満はないです いいです

<放送時の工夫など>
NHK杯は、事前に対局者にインタビューをしてくれています これは銀河戦にはないものです
このインタビューは銀河戦にもぜひ導入して欲しいですね
佐藤紳哉やハッシーの「〇〇? 強いよね 序盤、中盤、終盤、スキがないと思うよ でも俺は負けないよ
 駒たちが躍動する、俺の将棋をみなさんに見せたいね」という名言も生まれました

銀河戦は、対局者の表情を、駒台と逆の空いたスペースに、よく映してくれています
NHK杯は両者が完全に秒読みにならないと、駒台と逆のスペースに対局者を映してくれません
これは銀河戦のほうが優っていると思います NHK杯のほうは改善して欲しいですね

銀河戦は、昨年度から一手ごとに「手番」という表示を、現在手番のほうに映してくれるように
なりました これは観戦していて楽で、思った以上にありがたいです 
特に序盤や、対局者が長考に入ったときは、集中して見ていないと今どっちが手番なのか、
わからなくなることも多いので、これはナイスな改善だったと思います
そのうちNHK杯のほうにも導入されるかもしれません

それから、勝利者インタビューは、昔、銀河戦は終局後に、してくれていた時期もあったのですが、
なぜかなくなってしまいました 終局後、ぜひ一言、勝利者インタビューを聞きたいですね

<それぞれの醍醐味>
NHK杯は、「緊張感」
やはり観ている人が多いことから発生する、緊張感がハンパでないという点が見所でしょう
注目されている中でどんな将棋が指せるか、プロ棋士は見せてナンボ、ですからね 

銀河戦は、「多様性」
NHK杯より注目度が落ちるのは仕方ないところ(^^; 
バラエティに富んだ顔ぶれの色々な将棋を楽しめます


終わりに、改善要望点をまとめると、このようになります
NHK杯
・予選免除者を減らし、毎年、違った顔ぶれが出場できるようにする
・司会の女流棋士を毎週交代制にする
・両者秒読みにならなくとも、空いたスペースに対局者を映す
・勝利者インタビューを流す
・「手番」という表示を出す (一度やってみて評判を聞く)

銀河戦
・事前に対局者にインタビューをする
・勝利者インタビューを流す
・収録時と放送時の期日の差が、最大3ヶ月くらいになることがあるので、なんとか短縮して欲しい
・誰が誰に予選を勝ったかわかりにくいので、年度初めに特番を作り、本戦出場者を紹介して欲しい
・銀河戦とは別に、若手や女流の早指し棋戦を創設して欲しい(^^;

プロがコンピュータに負けて、下位のプロ棋士には自分はもう興味がなくなったか、と思ったのですが、
2年間の休養の末、また銀河戦を観るようになりました 心境の変化がなぜ起こったのかはわかりません
先日も、コーヤンvs藤原直哉で、最後の最後に大逆転があり、興奮しました 銀河戦、面白いです(^^)
NHK杯と銀河戦、互いに、いいところを取り入れ合って欲しいです