突然ですが、今回から、奇襲講座をやってみたいと思います 
木村さゆり女流(現・竹部さゆり女流)が囲碁将棋チャンネルで約15年ほど前に収録した、
「入門講座・木村さゆりの奇襲伝説」(1回10分、全13回の講座)の内容をベースにします

私が「この奇襲は使える」と思ったものを厳選、木村さゆりさんの講座を再現した後、
激指定跡道場3を使って、講座の内容を、検討、検証してみようという企画です
ちなみに、私は木村(竹部)さゆりさんのファンなのです(^^;

全部で3つの奇襲を取り上げる予定です 今回が「横歩取り・後手の強襲」、
次が「角頭歩戦法」、最後が「腰掛け角」です
対象棋力は特になく、これらの奇襲を知らない人すべてです

この「横歩取り・後手の強襲」、早い段階(8手目)ですぐ後手から来る奇襲なので、
横歩取りをやるなら知っていないといけない奇襲です 広まってないと思ったので、取り上げました 
今回はまず木村さゆりさんの講座を紹介 私の解説はまた後日です (月曜か火曜あたりに予定)
いつもどおり、以下をkifu for winにコピペして、貼り付けてください

▲7六歩
*将棋ファンのみなさま、いかがお過ごしでしょうか 女流棋士の木村さゆりです 
△3四歩
*今回の講座は、横歩取り後手の強襲です
▲2六歩
*横歩取りと言いますのは、すぐ終盤になってしまう、ホントに戦い好きの戦法なんです
△8四歩
*そういう戦い好きの方には、ぜひお勧めの戦法なんです
▲2五歩 △8五歩 ▲7八金
*ここでですね、従来は△3二金と上がって、▲2四歩△同歩▲同飛となるわけなんですが、普通にやらないのがこの講座の趣旨なんです
△8六歩
*ここは力強く△8六歩と突いてください
▲同 歩 △同 飛
*ここで結論から言うと、▲2四歩と突かれれば△同歩▲同飛△3二金で、これは普通の横歩取りと同じになってしまいます ▲2四歩と突かれてしまった人はあきらめてください
▲2二角成
*でも、▲2二角成としてきた場合はハマってくれるんですね 
*私なんかは、弟と将棋を指す場合は、お菓子なりみかんなり、色々賭けるわけなんですが、みかん1個を賭けるとすれば、「この角を取れば、みかん1粒を君にあげよう」と、いきなり交渉をしだしてしまうんですね
△同 銀
*歩1枚がみかん1粒という感じでね ぜひコミュニケーションを取って、相手が角交換してくるように自分で努力してください
▲7七角
*この▲7七角があるので、先手も充分指せると思って、角交換してくると思います
△8九飛成 ▲2二角成
*先手から見れば、銀桂交換で馬ができて、先手も充分指せると思っているはずですが・・・
△3三角
*この角がすごくいい手なんです 
*この手に対し、▲2一馬なら△9九角成で、次の△7七香があるので、後手してやったりです
▲同 馬
*先手はこう取らなければいけないんです
△同 桂
*これで一見、収まったかに見えるんですが、後手には次に△8六桂、この手が残っているんです
*だからと言って、どうやって受けていいかわからないんですね
▲2四歩
*ここはですね、先手は横歩取りらしく攻めに行きます
△同 歩 ▲同 飛 △8六桂
*△8六桂と打つんです
▲2一飛成 △7八桂成 ▲3二銀
*先手もかまわず、銀を打つんです 怖いですねー
△7九龍
*銀を取って王手!
▲4八玉
*ここは後手、攻めて勝って欲しいと思います
*次の手、わかりますか?
△5八銀
*ここはですね、この銀がすごくいい手なんです ▲同玉は一手詰みなので、▲同金と取る手なんですが・・・
▲同 金 △2七角
*△2七角と打ちます
▲4一銀成
*1回は▲4一銀成ですね
△6二玉 ▲2七龍
*そしてそこで▲2七竜と取られてしまいますが・・・
△4九金 ▲3八玉 △3九金 ▲2八玉 △2九金 ▲1八玉
△1九金 ▲2八玉 △2九龍
*まで、ピッタリで詰みですね このように、色々な意味で大変なんですが、激しい戦いを好まれる方、ぜひやってみてください
まで42手で後手の勝ち