奇襲講座、最後の3回目は、「腰掛け角」です
木村さゆりさんの講座の棋譜と、激指の検証棋譜、2枚貼ります

<今回の結論>
初手から▲7六歩△8四歩に▲6六角!がこの戦法の骨子
そして▲7七桂とバーンと跳ねていく、すごい戦法(笑) 相手が驚くこと間違いなし!
早々に自分のペースに巻き込むことが可能です
後手が△6六角と交換してきた場合は互角に渡り合えますが、角交換せずにじっくり
落ち着いて待たれていると、先手が少し苦しくなるようです


<木村さゆりさんの講座編>

▲7六歩
*将棋ファンのみなさま、いかがお過ごしでしょうか
*女流棋士の木村さゆりです
*今回の戦法は、腰掛け角の奇襲という戦法をやります
*ぜひ腰掛け角を勉強して、ライバルたちをあっと言わせて下さい
△8四歩
*先手が腰掛け角です ▲7六歩に△8四歩と後手が来たときのみに、腰掛け角を指すことができるんです
▲6六角
*いきなりです これはもう、後手の人は驚くと思いますよ
△3四歩
*先手はここでバーンと行って下さい
▲7七桂
*バーン! 
*ここで後手がですね、まずしないと思うんですが、次の手で△4四歩と指しますと、先手は▲8六歩~▲8八飛と回って指します
△6六角
*後手は取ってくると思います
▲同 歩 △6七角
*後手は馬を作りに来ます ここから先手は、奇襲戦法たるゆえん、バーンと行きます
▲6五桂
*バーン!
△5二金右
*ここで先手にいい手があります
▲5五角
*後手は▲1一角成を受けることができないです
△6四歩
*後手はこう反撃してきます よくばりさんは、▲同角と取ってしまうでしょうが、それだと△6三金で受かってしまいます
▲7三桂成
*桂を成り捨てます
△同 桂 ▲1一角成
*このように、すごく難しい形勢になるのですが、面白いので、腰掛け角をやってみていただけたらと思います


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<激指定跡道場3で検証編>

▲7六歩
*さて、腰掛け角の、激指定跡道場3の評価はどうか?
△8四歩 ▲6六角
*ここでの評価は、-155と出ました ▲6六角は、そんなに悪い手ではなさそうです
*
*ここで次に△8五歩は、▲8八飛で-4の評価、全く互角と出ました
△3四歩 ▲7七桂
*桂跳ね以外に、無難な手はいくつもありますが、この桂跳ねが奇襲たるゆえん この手の評価はどうか?
*が! 評価が-318になってしまいました! ああー(^^; 
*次の後手の手では、△6二銀か△4二玉と、じっくり指すのが激指のおすすめです
△6六角 ▲同 歩
*角交換になった場合はどうでしょうか
△6七角
*角交換から、こう打ち込んできた場合、評価が-109と、差が縮まりました! このくらいの点差なら、先手も充分、互角に戦えそうです
▲6五桂
*評価は-100でちょっとだけ後手有利
△6二銀
*銀で受けるのが自然ですよね 激指のおすすめも銀で受ける一手
▲5五角
*一見、後手が困ってるかのように見えますが・・・
△1二香
*こう上がるのが好手とのこと 香を取られる位置を変えたのですね
▲1一角成 △3二銀
*ここでの形勢は、-99とのこと 先手は香は取れますが、6五の桂は死んでいます でも、先手もけっこうやれますね
*角交換から△6七角と打ち込んできてくれれば、先手もやれる、ということがわかりました
*
*しかし、後手が角交換せず、じっくり落ち着いて指すと、少し先手が苦しい戦法のようです