遺言 ──最後の食卓
林葉直子著 中央公論新社 1200円+税 2014年2月発行
評価 A (人によって相当分かれると思います)
コンセプト<療養中の著者が、時々人生を振り返りながら、食に関して書いたライトなエッセイ>  

またまた棋書レビューです と言っても、棋書とは言えないですけど(^^;
林葉さん、エッセイうまいですねえ さすが、作家だけありますね
小一時間あれば、全部読めちゃう本です 立ち読みですませる人も多そう・・・
林葉さんのためには、買いましょう!(笑)
数年後にはブックオフで安く手に入るから買わない?
いやいや、林葉さん、リアルタイムで死にかけてるんですよ(^^;

この本の4ページのカラーページの中にはヘアヌード写真もあります
現在の林葉さんの風貌を知りたい方は、Yahooで「林葉直子 画像」で検索すれば出てきますよ

私には、林葉さんの真似は全然できませんね
こんなに自分自身を身売りするような人生は、私には送れません
林葉さんがこの本を出すまでやっていたブログの題名が、「人生、詰んでます。」というのを知ったとき、私は不覚にも大笑いしてしまいました(笑) 
今の林葉さんの健康状態は、肝硬変が悪化し、体重は38キロで、「500ミリリットルのペットボトルが重くて持てない」とのことですうわー、ホントにもう詰んでるやーん(^^;

12歳で女流プロ棋士になった林葉さん、激動の人生を送って、46歳で死んでも、
「まっ、しょうがないか、明るく死んでいこう」というのが伝わってきます
「死ぬからって、暗くなることもないじゃない?」という著者の生き様が、私には新鮮でした

で、林葉さんの将棋に関しては、私はあまり知らないんですよね
林葉さんと言えば女流王将10連覇なんですけど、どんな将棋を指したのか、知りません
(そう言えば本文に「女流王将を10連覇したけど賞金総額500万円に満たない程度」と書いてありました
女流の世界ってどうなってんの、1回タイトル獲っても50万円にもならない?)

囲碁将棋チャンネルにお願いですけど、もし林葉さんが亡くなったときには、特集番組を組んでくれないでしょうかね 林葉さんが指した棋譜を解説して欲しいです
「女流棋士・林葉直子」の棋譜を、解説付きで見てみたいと思うのは将棋ファンなら素直な欲求でしょう
米長邦雄さん追悼特集とか、村山聖さん追悼特集は、やってますからね ・・・無理かなー? 

林葉さん、今回の本は、昔の思い出も含まれてましたけど、食に関するエッセイ本でした
なんとか元気を取り戻し、今までの人生がどんなだったかを本格的に回想する本も、出してもらいたいものです 
こういう破滅型だけど芸術家肌の人を、私は応援したい気持ちが強いです
だって、みんなが背広を着たサラリーマンだったら、世の中つまらないじゃないですか

Amazonのレビューで現在のところ2人の方が書いておられますが、評価は星1つと星5つの真っ二つです(笑) 林葉さんの文章、独特ですからねえ  
この本を買おうかどうか迷ってる人は、林葉さんが2月の末に新しく開設させたブログがありますので、そこの文章を読んで、面白かったら買うといいと思いますよ
林葉さんのブログはここ→ http://hayashibanaoko.blog.jp/