アップセットボーイズ 明日葉高校将棋物語 上・下
柳葉あきら著 ちくま文庫 上巻は950円+税 下巻は1000円+税 2014年3月初版同時発行
評価 A コンセプト<高校将棋部で成長していく主人公に、読み手が自分を投影し、
 高校将棋を仮想体験できる物語>

1997年から2000年に、週刊将棋に連載された将棋マンガです
なぜか今頃になって発売されました(^^;
よく出来ていて、面白いです 各キャラも、個性があっていいです
「対局の熱さ」がよく描けていると思います 
学生将棋という設定のためか、絵柄も内容からも、それほど古さを感じさせません

ただ、図面が頻繁に出てきて具体的な手順が示されるのですが、私としては図面や手順はなくして
対局者の心理描写だけで、描き切って欲しかったです ヒカルの碁はその方式で成功してますしね  
(ヒカルの碁でも図面は出てきますが、あくまで背景の一部)

学生時代に将棋部に所属していなかった人に読んでもらいたいですね (私も将棋部ではなかったです)
読み手が主人公の沢村君になった気分で、高校将棋部を仮想体験しよう!

ところで、今、週刊将棋で連載中の、この作品の続編「笑え、ゼッフィーロ」はいつ終わるんでしょうか
6年前に、2008年の春という設定で連載が始まり、未だに話が2009年の春までしか進んでいません
終わるまでには、倍のあと6年くらいはかかりそうですね・・・(^^;