王者、羽生四冠の登場だ 迎え撃つは、新A級の広瀬 NHK杯のほうでは、森下に惨敗してしまったが、
銀河戦はいい内容で、安定して勝ち続けてここまで来た 羽生を止められるか

羽生は今期ここまで11勝1敗 決勝トーナメント1回戦で阿部光瑠に勝ち
広瀬は今期ここまで11勝5敗 決勝トーナメント1回戦で高見に勝ち 

解説の戸辺「羽生名人は銀河戦、何回も優勝されていますので、ここまで勝ち上がってきたのは順当 前局の阿部光瑠戦は、危ないところもあった
広瀬は前期優勝の稲葉に勝ってきている 両者ともにオールラウンダー」

あら、羽生も駒を升目の下に揃えて置くタイプの棋士なのね 初形から低い陣形に見える
2人の対戦成績が出て、羽生の8勝、広瀬の4勝とのこと
それにしても、羽生の今期の成績がとんでもない数字になってるなあ 誰か止めようよ(^^;

先手羽生で、ノーマル角換わりの相腰掛け銀になった
聞き手の古河「後手から角交換して、一手損角換わりなんですけど・・・」
戸辺「あー 本局は普通の角換わりですね ▲7七角と上がっているんで、一手損じゃない」
古河「あ、▲7七角が入ってましたね そうですね」
おーい、古河さん、あんたもプロやろ~ それくらい、見分けようよ~(^^;

さて、じっくりした駒組みが終わり、羽生から仕掛けていった
戸辺「羽生の攻めを広瀬が持ちこたえられるか 羽生は近年、棋風が攻撃的になっている 駒損をしても、駒をいいポジションに持ってきて、細い攻めをつなげている」
本局の羽生も積極的に出た 羽生が桂損ながら、馬を作って攻め立てた
が! しかし、羽生の馬が、盤中央の5五から、9一のそっぽに追いやられる、という展開になった
別に香を取ったわけではない
これは? こんな僻地に馬が追いやられては、羽生が悪いように見えるが??

戸辺「んー ちょっと羽生の攻めが細い気がする 広瀬のほうが模様がいいんじゃないかな 広瀬が桂得だし、指せそう」
んんーー?? いくらなんでも、これは広瀬がいいやろ?? 羽生、攻め間違いか

広瀬は色々と手が選べるところだったが、受けきりでなく、攻め合いを選択した
広瀬、駒損して羽生玉に迫る 羽生もやってこい、と催促し、激しい終盤に突入した 
局面が進むにつれ、
戸辺「先ほどまでは、広瀬のペースかと思っていたんですが、そんなことなかったんですかね?」
金銀の打ち換えで千日手模様か、と思われたが羽生が打開
おいおいおい、もうどっちが勝つか、全然わからない展開になってるじゃん
戸辺「羽生の作った、桂3枚の囲いが堅いですね」

手数は長く続いたが、結局、広瀬は羽生の玉に迫ることができなかった 
最後は羽生は金2枚を余して広瀬玉を詰まして勝ち
2人の終盤力の差がモロに出たかっこうとなった 131手で羽生、けっこう余裕の勝利

戸辺「羽生から仕掛けて、細い攻めをつなげる展開だった 中盤は広瀬のほうが指せるんじゃないかと思ったんですけど、実はそうではなかったか、 あるいは羽生の強さで逆転したか 羽生の中盤の強さが光った一局」

感想戦が5分くらいあったのだが、これがポイントのところから始めてくれて、ナイスだった
問題の中盤はどうだったか、という話になり、やはり広瀬のほうが良かった、とのこと!
羽生の攻めを受けきる順があった、と両者の認識が一致 
広瀬、攻め合いに出たのが痛恨の判断ミスだったのだ!
羽生の馬が9一に追いやられた局面について、
羽生「これじゃあ、つらい」
そうだよね いくらなんでもそうだよねー 香車を取るわけでもないのに、中央の5五に居た馬が無条件で
9一に追いやられては、つらいよねー 当たり前だよね

広瀬は、勝つチャンスが充分にあったのだ ああー、何で逃すかなー
1回戦の羽生vs阿部光瑠では、光瑠が単純な2択を誤り、受け間違えて羽生の攻めがつながり、羽生辛勝
このベスト8でも広瀬の判断ミスか んーー、納得がいかないなー
広瀬はもうトッププロなんだから、正確に指して欲しいよ
羽生は他の棋戦で疲れているので、全力が出なくても仕方ないと思える
羽生が大きなミスをしたら、相手はちゃんと正確にとがめて、勝ち切らないといけないだろう
9一に馬を追いやった、あの局面から勝てないのか 広瀬・・・ ああ~orz
広瀬は今期の銀河戦、相当いい内容で勝ち進んできたのに、よりによって羽生戦で精度が落ちたか~

羽生が完璧に指してきたのなら、もう負けは仕方ない でも、そうじゃない
1回戦、そしてこのベスト8と、羽生はかなり大きなミスをしても勝ち切った
相手のプロは何やってんの、と言いたくなってしまう 羽生はミスしてるのに勝たせてちゃ、ダメじゃん
私は羽生も好きだが、強い棋士っていうのが観たいのだ もう決勝トーナメントなのだしね
相手の大きなミスは、正確にとがめて、勝ち切る! これ、プロの条件! 頼みますよ~

羽生、仕掛けが疑問で不利になったが、広瀬の判断が悪く形勢混沌、長い終盤は羽生は実力差をいかんなく見せつけ、投了図では余裕の勝利、という内容で、ベスト4進出となった