この前の日曜のNHK杯の記事で、私はこう書きました
「渡辺(30歳)以降の世代、強いのがゴロゴロいる、と言っても、実際にここ10年で渡辺より年下でタイトル戦にからんだのは、広瀬(27歳)と中村太地(26歳)と糸谷(25歳)と豊島(24歳)、この4人だけ」
これを書いて、この10年、タイトル戦に出た棋士って、いったいどういう顔ぶれなんだろう?と知りたくなりました そこで、自分で調べてまとめました この記事1つに相当な時間がかかってます(笑)

2005年度から2014年度の10年間の7つのタイトル戦に出場した回数、獲得数(タイトル戦で防衛または奪取した数)、そして棋戦優勝者を集計してみました

参考にしたHPはこちら↓ 棋譜まで見れて、すばらしいページですね 大変感謝しております(^^)
http://shogititle.nobody.jp/index.html 
(色分けされた図でひと目で見たい人は、このページの右上の「変遷」を押すのがお勧め ただし、「変遷」の図からは挑戦者まではわかりません)

10年前の2004年度というのはプロ棋界にとって歴史的な転換点で、渡辺が初の竜王を獲得し、そして谷川が二冠を失い無冠になった年度でした そこから現在までの10年間、プロ棋界はどういう人が活躍してきたのでしょうか?

・7つのタイトル×10年で、タイトル戦の合計回数は70期
・現在進行中の竜王戦、森内vs糸谷の結果が含まれていないため、下記の実際の合計は69期になっています
・王将戦と棋王戦は、年初めにタイトル戦が行われることから、まだ2014年度の挑戦者が決まっていません そのため、この2つのタイトル戦は、1年分繰り下げて2004年度から2013年度までの10年間の結果を集計しました
・NHK杯、朝日杯、日本シリーズもまだ2014年度の結果が出ていないので、同様に1年分繰り下げて集計しました
・大和証券ネット将棋最強戦は創設の2007年度から終了の2012年度までの記録を参照しています
・達人戦は非公式戦で、出場人数も非常に少ないことから集計していません 
・タイトルの後ろの(カッコ)の中の数字は、最後にそのタイトル戦を戦った年度です(たとえ防衛失敗、あるいは奪取失敗でも)
・年齢は将棋世界11月号に準拠
・タイトルホルダー以下は、年齢順に並べました
・あくまで、ここ最近10年間を調査するのが目的の記事です (例えば、渡辺のここ10年の竜王戦は登場が9回、獲得8期となっていますが、渡辺の通算での竜王戦は登場10回、獲得9期です)


羽生善治 名人・王位・王座・棋聖 44歳
名人 8回 4期 (2014)
竜王 2回 0期 (2010)
王将 7回 5期 (2013)
棋聖 8回 7期 (2014)
王座 10回 9期 (2014)
王位 8回 6期 (2014)
棋王 3回 1期 (2007)
ここ10年で登場46回 獲得32期 棋戦優勝はNHK杯4回、朝日杯6回(防衛戦の3回を含む)、銀河戦2回、日本シリーズ2回の14回 (年度省略)
タイトル戦の通算登場119回 通算獲得90期 通算棋戦優勝は42回
永世名人・永世王位・名誉王座・永世棋王・永世棋聖・永世王将・名誉NHK杯選手権者 A級以上は連続22期目

10年間でタイトル戦全70回の内、登場46回ということは、タイトル戦を3回やったら、ほぼ2回は羽生が出ている計算! 10年間のタイトル全70期の内、獲得32期ということは、半分近くを羽生が取っている計算! どんだけタイトル取ったら気が済むねん!!(笑) 王座戦なんて、10年間で10回全部出てる! 名人、棋聖、王位も8回ずつ出てる・・・
棋戦優勝でも、NHK杯の4年連続優勝は強烈なインパクトだった あらためて、すごすぎる人


森内俊之 竜王 43歳
名人 8回 6期 (2014)
竜王 3回 1期 (2014)
王将 1回 0期 (2004)
棋聖 1回 0期 (2014)
棋王 2回 1期 (2006)
ここ10年で登場15回 獲得8期 棋戦優勝はなし
タイトル戦の通算登場24回 通算獲得12期 通算棋戦優勝は12回 
18世永世名人の資格保持者 A級以上は連続20期目

ここ10年での名人戦は登場回数8回、獲得6期と半端ない ただ、それ以外のタイトル戦はそれほどでもない 羽生と比べてしまうからか(^^; 竜王位は現在、糸谷との防衛戦の最中 虎の子の竜王、防衛なるか ここ10年で棋戦優勝が一度もないのは、かなり意外


渡辺明 棋王・王将 30歳
竜王 9回 8期 (2013)
王将 2回 2期 (2013)
棋聖 2回 0期 (2013)
王座 2回 1期 (2012)
棋王 3回 2期 (2013)    
ここ10年で登場18回 獲得13期 棋戦優勝はNHK杯1回、朝日杯1回、銀河戦4回、最強戦1回、新人王1回の8回 (年度省略) 
タイトル戦の通算登場20回 通算獲得14期 通算棋戦優勝8回
棋界ただ一人の永世竜王の資格保持者 A級は連続5期目

2004年度から続いていた竜王位は連続9期で途絶えたものの、棋王と王将を獲得してスターの座は揺るぎない 棋戦優勝も銀河戦の4回など、実に立派 ここ10年の森内のタイトル獲得が8期なのに対し、渡辺は13期 羽生に次いでナンバー2であることが明白に分かる 
最近の自著「渡辺明の思考」では「(将来)会長はやらないで済むならやりたくありません。理由はそのほうが楽だからです。」と書いているが、やはり将来の会長は渡辺しかいない気がする(^^;


谷川浩司 九段 52歳
名人 1回 0期 (2006)
棋王 1回 0期 (2004)
ここ10年で登場2回 獲得なし 棋戦優勝は2009年度の日本シリーズの1回(達人戦は非公式戦)
タイトル戦の通算登場57期 通算獲得27期 通算棋戦優勝22回 
17世永世名人の資格保持者 A級以上は通算32期

タニーは2004年度に王位と棋王を羽生に奪われて失冠して以来、タイトルを取っていない (王位は2014年度のタイトル戦がもう終わったため、2005年度から集計開始するので、上記に2004年度が入らなかった 棋王は2014年度のタイトル戦がまだ始まっていないため、2004年度のタニーの成績がギリギリ10年前の出来事として上記に食い込んだ(^^; )
タイトル戦に出たのも2006年度の名人戦が最後 2012年12月に、会長に就任した 2013年度のA級順位戦で陥落、連続32期守り続けたA級在籍記録が途絶えた 現在はB1で1勝4敗と苦戦中 
まだ見かけは全然老け込んでいないし、まだまだプレーヤーとして活躍して欲しいけど、いかんせん、ここ10年の実績の落ちようはいかんともしがたい・・・ がんばれ、タニー!


佐藤康光 九段 45歳
竜王 2回 0期 (2007)
王将 4回 1期 (2012)
棋聖 4回 3期 (2008)
王座 2回 0期 (2006)
王位 2回 0期 (2006)
棋王 4回 2期 (2009)
ここ10年で登場18回 獲得6期 棋戦優勝はNHK杯2回、銀河戦2回、日本シリーズ2回、最強戦1回の7回 (年度省略)
タイトル戦の通算登場37回 通算獲得13期 通算棋戦優勝11回
永世棋聖の資格保持者 A級以上は通算18期目

2007年度には棋聖と棋王の二冠だった 翌年度、両方を失冠 再びタイトルを取ったのは2011年度の王将 2010年度以降で見ると、タイトル戦出場は王将戦の2回のみ、獲得1期という寂しい成績だ 康光本来の実力からすれば、パッとしないのではないか 順位戦では2009年度にA級からまさかの降級を経験したが、1期ですぐA級に復帰している 康光の序盤は観ていてとにかく楽しいので、活躍を期待したい 


丸山忠久 九段 44歳
竜王 2回 0期 (2012)
ここ10年で登場2回 獲得なし 棋戦優勝は2005年度のNHK杯の1回
タイトル戦の通算登場9回 通算獲得3期 通算棋戦優勝は12回 A級以上は通算12期

2011年度と2012年度、連続して渡辺竜王に挑戦したが、跳ね返された 丸山が名人を持っていたのは相当前、2000年度と2001年度 他に2002年度に棋王を取っている ここ10年で棋戦優勝も1回のみで、それもかなり前になってしまっている 2011年度の順位戦でB1に落ちたので、A級に戻りたいところだろう


藤井猛 九段 44歳
王座 1回 0期 (2010)
王位 1回 0期 (2012)
ここ10年で登場2回 獲得なし 棋戦優勝は2005年度の日本シリーズの1回
タイトル戦の通算登場7回 通算獲得3期 通算棋戦優勝は7回 A級は通算10期

藤井が竜王を持っていたのは、1998~2000年度の3期 2010年度の王座戦は羽生に3連敗、2012年度の王位戦ではやはり羽生に1勝4敗で敗退している 
この人にはタイトル挑戦というより、新戦法の開発を期待(^^; 2010年度までは10期連続でA級だったものの、2年連続降級してB2にまで落ちてしまった しかし1期でB1に戻り、ファンを一安心させた この人が活躍すれば棋界は沸くが、羽生の壁が・・・  


郷田真隆 九段 43歳
名人 2回 0期 (2009)
棋王 2回 1期 (2012)
ここ10年で登場4回 獲得1期 棋戦優勝は2013年度のNHK杯、2007年度の最強戦の2回
タイトル戦の通算登場15回 通算獲得4期 通算棋戦優勝7回 A級は通算12期目

郷田の実力からしてみれば、ここ10年でタイトル獲得が2011年度の棋王1期だけというのはかなり不出来だろう 郷田がその前にタイトルを取ったのは、2001年度の棋聖にまでさかのぼる 翌年康光にその棋聖を奪われ、10年後にようやく久保から棋王のタイトルを取った 一つ取るのもホントに大変だな~(^^; 順位戦は安定しており、現在10期連続でA級だ ただ、昨年度は3勝6敗で屋敷と同星ながら順位の差で郷田はセーフ、ちょっと危なかった


深浦康市 九段 42歳
王将 1回 0期 (2008)
棋聖 2回 0期 (2011)
王位 4回 3期 (2010)
ここ10年で登場7回 獲得3期 棋戦優勝はなし
タイトル戦の通算登場8回 通算獲得3期 通算棋戦優勝8回 A級は通算6期目

深浦は2007年度と2008年度の王位戦の7番勝負、羽生を相手に2年連続のフルセットでタイトルを奪取、防衛に成功している さらに翌年、木村を相手に3連敗後の4連勝で防衛した  
また、深浦と言えば、A級への執念だ A級に昇るも、1期で落ちること3度、そのうち2度は4勝5敗の成績だった 2011年度の順位戦で4度目のA級昇級を決め、現在もA級 これは実に見事だ まさに根性の人と言える


木村一基 八段 41歳
竜王 1回 0期 (2005)
棋聖 1回 0期 (2009)
王座 1回 0期 (2008)
王位 2回 0期 (2014)
ここ10年で登場5回 獲得なし (通算でも同じ) 
棋戦優勝は2010年度の朝日杯の1回 通算棋戦優勝は2回 A級は通算4期

23歳でプロ四段、34歳でA級まで昇った晩成型と言える人 2010年度にA級から落ち、今はB1 解説が非常にうまいが、終盤の読みで精度が落ちてくる タイトルに挑戦するけど、どうも取れる感じが・・・(^^; 


行方尚史 八段 40歳
王位 1回 0期 (2013)
ここ10年で登場1回 獲得なし (通算も同じ)
棋戦優勝は2007年度の朝日杯の1回 通算棋戦優勝は2回 A級は通算3期目

去年、念願のタイトル戦初登場するも、羽生に1勝4敗で敗れた しかし、最近結婚したせいか調子が良く、2012年度はB1で11勝1敗で昇級、昨年度はA級で6勝3敗、今やA級2位の地位まで登りつめた


三浦弘行 九段 40歳
名人 1回 0期 (2010)
棋王 1回 0期 (2013)
ここ10年で登場2回 獲得なし 棋戦優勝はなし
タイトル戦の通算登場5回 通算獲得1期 通算棋戦優勝は2回 A級は連続14期目

2013年度の棋王戦では、渡辺に挑むも3連敗で跳ね返された 三浦は意外や意外、通算獲得が1996年度の棋聖1期のみ あの例の羽生の七冠を崩した棋聖の1期だけ・・・ A級在位は連続14期の実績を持つ安定棋士なんだけどなあ


鈴木大介 八段 40歳
棋聖 1回 0期 (2006)
ここ10年で登場1回 獲得なし 棋戦優勝はなし
タイトル戦の通算登場2回 通算獲得なし 通算棋戦優勝は2回 A級は通算4期

2006年度の棋聖戦では康光に3連敗している 2008年度にはA級に復帰して戦うが、1期で降級
昨年度はB1で2勝10敗という成績で降級してしまった しかし現在B2で4勝1敗、順位1位なので今期は昇級のチャンスだ 久保、藤井と並んで振り飛車御三家と呼ばれるが、ここから踏ん張れるか


久保利明 九段 39歳
王将 4回 2期 (2011)
王座 1回 0期 (2007)
棋王 4回 3期 (2011)
ここ10年で登場9回 獲得5期 棋戦優勝は2012年度と2013年度の日本シリーズ、2010年度の最強戦の3回
タイトル戦の通算登場11回 通算獲得5期 通算棋戦優勝5回 A級は通算9期目

ここ10年でタイトル獲得5期は立派だ タイトル戦で久保が勝った相手は、羽生、渡辺、康光が2度、豊島という顔ぶれ 純粋振り飛車党で一時は二冠、これは世の振り飛車党のファンは喜んだだろう 振り飛車党は今プロ間では少数派で貴重な存在、ぜひ久保にはがんばって欲しいと思う 順位戦では、2007年度にA級から陥落したが2期で復帰、2011年度にまたA級から陥落したが、1期でまたA級に復帰した A級の座はしっかり堅持してもらいたい 今や振り飛車ファンの頼みの綱という存在だ


山崎隆之 八段 33歳
王座 1回 0期 (2009)
ここ10年で登場1回 獲得なし (通算も同じ) 棋戦優勝は2004年度のNHK杯、2009年度の最強戦の2回 通算棋戦優勝は5回

2009年度の王座戦では、羽生に3連敗している 
昔は渡辺と比較され、東の魔王、西の王子とか呼ばれていたっけ この10年でメチャクチャ差が開いたなー(^^; NHK杯で優勝したのも、もう10年前か・・・ 
順位戦はB1で今年で7年目、今期は現在6勝1敗の好成績、初のA級昇級の大チャンス! ぜひモノにしてもらいたい


広瀬章人 八段 27歳
王位 2回 1期 (2011)
ここ10年で登場2回 獲得1期 (通算も同じ) 棋戦優勝は2009年度の新人王の1回 通算棋戦優勝もその1回のみ A級は通算1期目

2010年度、深浦から4勝2敗で王位を奪取した 渡辺より下の年齢で、タイトルを取った唯一の事例だ しかし、その翌年は羽生にフルセットの末、タイトルを取られ防衛はならなかった 順位戦ではここ4年間で3度昇級、今年度からA級棋士になった 現在3勝1敗となかなかの成績だ これからも活躍が期待される 今は色々な戦法に挑戦しているようだが、振り飛車穴熊をまた採用するようになって欲しい  


中村太地 六段 26歳
棋聖 1回 0期 (2012)
王座 1回 0期 (2013)
ここ10年で登場2回 獲得なし (通算も同じ) 棋戦優勝はなし 通算棋戦優勝もなし

2012年度の棋聖戦では、羽生に3連敗で敗退 2013年度の王座戦では羽生を2勝1敗まで追い詰め、初タイトルまであと1勝としたが、羽生に底力を出されて2勝3敗のフルセットで敗退している この王座戦シリーズは名勝負として知られていて、第4局の千日手指し直し局は2013年度の名局賞を受賞している
現在C1に在籍だが、昨年度の順位戦の最終局、菅井に負けて8勝2敗となり、頭ハネで昇級を逃してしまった 確かな実力を持つ大器であることは誰もが認めるところ これからの活躍に期待だ


糸谷哲郎 七段 25歳  
竜王 1回 0期 (2014)
竜王戦でタイトル戦初登場 今戦っている最中 棋戦優勝は2006年度の新人王の1回 通算棋戦優勝もその1回のみ

「怪物糸谷」がようやくタイトル戦に登場した 竜王戦の挑戦者決定戦で羽生を2勝1敗で破っての森内竜王への挑戦だ 現在行われていて、初戦は糸谷の勝ち 糸谷が初タイトル奪取なるか、大注目だ
順位戦では過去4年間に2度昇級、今期は現在B2で5勝1敗と好位置をキープ 連続昇級を狙っているだろう 
全棋士参加棋戦での優勝はないが、NHK杯での2009年度と2010年度の準優勝連続2回は記憶に新しいところだ


豊島将之 七段 24歳
王将 1回 0期 (2010)
王座 1回 0期 (2014)
ここ10年で登場2回 獲得なし (通算も同じ) 棋戦優勝はなし 通算棋戦優勝もなし

2010年度の王将戦は、久保に2勝4敗で敗退した 先日まで行われていた2014年度の王座戦は、羽生を相手に2連敗からフルセットまでもつれ込んだが、2勝3敗で敗退した ああー、惜しかった・・・ 
順位戦では、ここ5年間で3度の昇級をしていて、現在B1の2年目 昨年度はB1で9勝3敗の好成績ながら、惜しくも順位の差の頭ハネでA級昇級を逃した 今期は現在3勝3敗と昇級はやや苦しい成績
意外なことに、豊島は棋戦優勝がない 新人王すら取っていない 
将来のタイトルは確実、名人候補なので、強くあって欲しい 羽生世代と渡辺に互角に戦えるのは、やはり豊島だろう!


上記以外の、ここ10年の棋戦優勝者 日本シリーズと最強戦と全棋士参加の棋戦
(カッコ)の数字は年度です
森下卓 九段 48歳 日本シリーズ(2007、2008)
阿久津主税 七段 32歳 朝日杯(2008) 銀河戦(2009)
稲葉陽 七段 26歳 銀河戦(2013)
菅井竜也 五段 22歳 最強戦(2011)

上記以外の、ここ10年の棋戦優勝者 若手だけの棋戦
(カッコ)の数字は年度です 加古川青流戦は2011年度から創設 まだ2014年度は優勝が決まっていません
村山慈明 七段 30歳 新人王戦(2007)
船江恒平 五段 27歳 加古川青流戦(2011)
佐藤天彦 七段 26歳 新人王(2008、2011)
阿部健治郎 五段 25歳 新人王(2010)
都成竜馬 奨励会三段 24歳 新人王(2013)
永瀬拓矢 六段 22歳 新人王(2012) 加古川青流戦(2012)
佐々木勇気 五段 20歳 加古川青流戦(2013)
阿部光瑠 四段 19歳 新人王(2014)
 
<総評>
3回タイトル戦をやったら2回は羽生が出ている、という衝撃 そしてタイトル70期の約半分の32期を羽生が取っているという事実 羽生だらけで、もう口がポカーンとなる(^^;
この10年間でタイトル戦に出場したのは合計19人、その7つのタイトル戦の140個の席の内、羽生が46回、森内が15回、渡辺が18回、康光が18回、この4人で合計97席を占めている・・・ この4人の占有率69パーセント・・・ おおおーーい! この4人ばっかりやんけ!
その後には久保9回、深浦7回、木村5回、郷田4回と続く 他の11人は全員出場2回以下
あとは、屋敷の名前が全く出てこないのが意外だった

この10年で20代以下でタイトルを取ったのは、渡辺と広瀬のみ 広瀬は王位1期だけだし、これではかなり寂しい・・・ 
それと、2006年度の谷川の名人挑戦以降、羽生世代より年上のベテランがタイトル戦に全く登場しないというのも、また違う意味で寂しい・・・ 羽生世代より年上のベテランのタイトルホルダーを望むのは、もう絶望的か(^^;

とにかく、羽生世代と渡辺以外、もう少しがんばって活躍してくれ!というのが私の叫びですね
羽生はもちろん強くていいんだけど、もっと色んな人にもスポットライトが当たって欲しいのですよ 今月の将棋世界11月号の糸谷のインタビュー記事なんか、面白かったですからね 同じ人ばっかり出ると、やはり似たようなインタビュー記事にならざるを得ないでしょうからね 
とにかく、羽生の圧倒的な強さがデータで出ていたと思います もっと他の人もがんばれ~ 以上です!