実は今日、私の住む愛知県岡崎市に羽生名人が来てたんですよ それで、元プロ野球選手で元メジャーリーガーの田口壮(そう)選手との対談があるというので、話を聞きに行ってきました

羽生さんはついおととい名人戦第2局があったというのに、今日の午前中は子ども将棋教室、午後は講演会と、相変わらず忙しいですね 

「せきれいホール」という、キャパシティ500人のところに、7割がたお客が入っていました 開始直前に入った私の整理番号が320番でしたね
非常にきれいなコンパニオンのお姉さんが2人が、観光ガイドとしてホールの入り口に立っていましたが、別にこういう人は要らないかと(^^;

司会のお姉さんはよくやってました  対談でもよく話を取り持って、つないでました
まずは公演の前に、武将隊という、戦国時代の鎧(よろい)を来た、武将に扮した3人の人たちの演舞がありました
現代風にアレンジした曲による、踊りというよりダンスで、観ている側を飽きさせません 
♪ウェルカムトゥ~ ウェルカムトゥ~ とよた あんじょう おかざき~
うわ、すごいマイナー(^^;
演舞の最後には、観客全員に「かちどき」を「えいえい、おー!」とあげさせて、一体感を演出
うむ、私もやりました(笑)

さて、それが30分ほどで終わり、いよいよ羽生さんと田口さんの登場
司会者に呼ばれて登場した羽生さんに、お客からすごい拍手! うわ、これ以上ないくらいの拍手、さすが羽生さん、人気が高いぜ! 次に登場した田口さんには、若干、拍手の大きさが落ちるね まあ、田口さんはもう引退してるからね(^^;
そして、鈴木カンナちゃんも、特別に呼ばれて来てました

まずどういう経緯で、それぞれの世界に入ったか
羽生「奨励会に入ったのが小6ですから、何も考えないで入ったというのが実情です」
田口「うまいやつがいるとうわさになり、高2のときに、高3と勘違いされてスカウトが来ました でも、もしプロで活躍できないことを考えたら、学歴も大事なんじゃないかと思って大学に行きました」

まあ、羽生さんは子供名人戦で優勝してるからね 奨励会に入るための経歴としては文句ないね

カンナ「小4のときに将棋を始めた 父がすごく将棋が好きだから、『カンナはプロになってくれないか』と言われて、『うん、わかった』と何も考えずに答えました」
うわ、カンナちゃん、ぶっちゃけたな こういう女流は多いんじゃないかな(笑)

羽生「何も考えずに奨励会に入ったが、どんどんやめていく人がいる それを見ると、マジメにやらざるを得なかった」
カンナ「ニンテンドウ64(ゲーム機)の『最強羽生将棋』を小学生のとき、毎日やってました」
田口「僕、将棋をやったことあるんですけど、一手先が読めないんですよ 一手打ったら『待った』をしてました プロは何手くらい読んでるんですか?」
田口さん、将棋を「打つ」と何回も言ってました 一般人の常識は将棋は「打つ」ものなのかもしれません(^^;

羽生「木でいうと、幹(みき)と枝があって、たとえば5手先をいくつも読んだりしているので、なんたらかんたら~(メモ取れず)」
田口「この話だけでも、難しくて頭がパニックです(笑) 」

羽生「野球でバッターだとして、ピッチャーが投げて振るまで、長考できないから、野球は大変ですよね」
田口「投げた瞬間に時間がスローモーションになって考えてるんですよ」

体力に関する話題
羽生「将棋は走ったり投げたりしないから(あまり疲れない)」
しかし田口さんは逆に、田口「みなさん知ってます? じーっとしてるのが一番つらいんですよ」

野球のプレー中のヤジの話
田口「僕、ヤジ大好きなんですよ オリックス時代、外野を守っていると、毎試合、同じおっちゃんからヤジが飛んでくる 『おーい、安いアパート田口荘』、『6畳一間の田口荘』って(笑)  相手のバッターが弱いと、『もっと下がって守って、ヒットゾーンを広げてやれ』とヤジがくる それで2、3歩下がると、拍手がおきる で、ピッチャーが投げる直前に僕は元の場所に戻る、と(笑) 」

ミスしたときにどうするか
羽生「ミスしたら、反省、検証するより、挽回する方法を先に考える どうしても反省したくなるんですけどね」
田口「僕はミスを引きずることはないです まあしゃーない、と思ってました 日本にいるときは、ウジウジと考えてたんですけどね アメリカへ行って、他の人たちの(いい意味で)いい加減な性格と接して、変わりましたね」

アメリカの野球
田口「アメリカは野球のプレー人口が多いので、使い捨てです コーチにも『自分は今どうなってるか』と、自分から寄っていけないと、何も教えてもらえない
セイバーメトリックス(そういう単語があるらしい)でデータ野球のチームがあるんですが、確かに強いんですが、ワールドシリーズまでは行けない 野球で一番大事なのは個人の感情、気持ちだと僕は思ってます」

対局のペースについて
羽生「中4日がちょうどいい」
これにはカンナちゃんが驚いてました カンナ「一局終ったらもうクタクタなのに、中4日なんて厳しい」

守備やバッターボックスに立つ際の儀式として、田口さんは空手の呼吸法と、空手の独特の「足で8の字を描くイメージをする」という方法で、気持ちを落ち着かせていた、とのこと
羽生さんは特にそういうのはないそうでした 
田口「夜道で危ないところを歩く場合は、先頭に立たされてました 空手ができるんだろ、ということで(笑)  本当に危なくなったら僕は真っ先に逃げますよ」

公演が終る際、田口さんは「公演中、羽生さんをずっと見ていたんですが、動かずに腰が据(す)わっている、地に足がついている」と羽生さんを賞賛してました

他にもまだあったのですが、だいたいこういう感じです メモを取れたのがこれくらいだったので(^^;
対談は45分間で終りました 質疑応答は、なし もし質疑応答があればどうなるのか、と、ちょっと楽しみにしていたんですけどね
あとはサイン色紙や、サイン本が当たるクジをやって終わりでした 私はそういうのは別に要らないので、はずれろ、と思っていたのですが、となりに座っていた人が当たって、ビックリしました(^^;

田口さんのサインが男性ばかりに当たり、田口さんは男性ばかりと握手することになり、
田口「こういうことでも僕は女性に縁がないですね(笑) 」
面白いな、田口さん(^^; で、やっと女性に当たって、田口「野球ファンですか、将棋ファンですか?」
女性「両方です」 田口「完璧なお答えで(笑) 」

田口さんのほうが笑いを取ってましたね 対談時間が45分間と短かったですが、まあいいんじゃないでしょうか 見れただけで、もう良しとする人も多いと思いますし(^^;  
最後に幕が降りてきたときに、みんなが拍手して、羽生さん、田口さん、カンナちゃんたちがずっと手を振っていたのが、なんか笑えました 以上、記念公演会のレポートでした