囲碁将棋チャンネルの中で、面白い講座を見つけました
その名も「島 朗の将棋講座 らくらく序盤でリード ~序盤よければすべてよし~」
いやー、タイトルからして、私好みです 普通、「終わりよければ~」なんじゃないの、と思ってしまいますよ これをテーマに全26回の講座をやってしまう、かなりウケました(笑)  

私も今観てる最中なんですが、今までで一番ツボにはまったのがこれ 
第19回の「初手▲2六歩・掟破りの△3三金」という講座
なんと、後手を持って、先手の初手▲2六歩をとがめようというんです そんなのができれば、将棋の序盤の革命になります それを「らくらく」やってしまおうという島さん、発想が楽しすぎます(^^;

22手までの短い手数です
結果的に、うまくいくのか、いかないのか? 激指定跡道場3で検討した結果も最後に載せてます

私はこういう奇襲っぽい作戦が超大好きなのですよ、観てる分には(笑)
こういう講師ばっかりの将棋教室だったら、将棋が広まるのもいいかな、と思いますね 自由な発想で楽しくやればいいじゃないですか

では、以下をコピペして、kifu for windowsに貼り付けて見てください

先手:初手▲2六歩
後手:掟破りの△3三金

▲2六歩
*島「この初手▲2六歩を、とがめるべく後手番を研究しました」
*以下、セリフはすべて島九段のものです
△3二金
*▲2五歩を誘っています
▲2五歩 △3四歩 ▲2四歩 △同 歩 ▲同 飛 △3三金
*部分的には大変な悪形です
▲2八飛 △2四歩
*これを、「高く受ける」と言います △2三歩なら「低く受ける」です 低く受けると△3三金を上がった意味がないです
▲7六歩
*先手側は、おそらく突いてくるでしょう
*これに対し、△3二銀と上がってしまうのは▲2四飛!と走られて、後手いけません
△4四歩
*いったんは相手の角筋を止めるのが重要です
*ここから後手は持久戦用の銀冠作戦と、急戦用の作戦に分かれます 次に先手が▲3六歩として、3筋の位取りを拒否してきたら、持久戦の銀冠作戦で行きます 
▲4八銀
*本譜は急戦用を進めてみます
△3五歩
*後手は突っ張って行きます
▲4六歩 △3四金
*この手には狙いがあります
▲4七銀 △3三角
*次に△2二飛~△2五歩~の逆襲を狙っています そうなれば、初手▲2六歩をとがめたことになります
*以下は、ここからの先手の強気の決戦は大丈夫か、調べてみます
▲3六歩 △同 歩 ▲3八飛 △4五歩
*これがあるので大丈夫です 後手も戦えます
*場合によっては乱戦になりますけど、△2二飛~△2五歩が実現すれば、初手▲2六歩をとがめたことになると思います 
*(これで島九段の講座終わり) 
*激指定跡道場3の判定はどうか? 結論で言えば、アウト! この後手の作戦は使えない 理由は、19手目▲3六歩の前に、▲6八玉と一回、早逃げしておけ、とのこと ▲6八玉△2二飛となった後に▲3六歩と行けば+320点ほど先手有利で乱戦を戦えるとの結論 激指、つよーい(^^; でも実に面白い作戦でした(^^)