叡王戦、まずは好評なスタートを切ったということで、良かったですね
私は叡王戦の件では、ドワンゴの川上会長を見直してます
私が予想した企画の案なんか、ロクなのがなかったですもん(笑)
このブログの4月21日のところにありますが、相談将棋とか、アマチュアや女流を使った棋戦とかじゃ、盛り上がりませんもんねえ

川上会長にしてみれば、FINAL最終局があんな形で決着してしまい、後続のタッグマッチは白紙、もう電王戦も終わりだな~、とみんなから思われていたでしょうに、見事、復活させましたね さすがです

叡王戦は、対局中、ソフトの評価値が常に出ていて、ソフトの次の候補手も出ていますが、これはNHK杯や銀河戦には取り入れて欲しくないですね あくまで叡王戦と電王戦だけにしておいてほしいです

羽生四冠と渡辺棋王が出場しない、とのことですが、私はそれは今回は正解だったと思います
最初の今回は見送りでいいでしょう まだ電王戦のルールもはっきりしないし、どんなハプニングがあるかわかりませんもんね 
羽生四冠だけは別格なので、コンピュータと戦うとなれば、叡王戦に出場して優勝するまでもないでしょう
羽生vsコンピュータというだけで興行が成り立つので、また別に考えるべきだとも思えます

2番勝負の第1期電王戦はどうなるか これは、ルールで揉めるんでしょうねえ まだこのルールが決まっていないのだから、羽生と渡辺の両氏は参加しないという理由づけが成り立ちます 
私の案は前にも書きましたが、①電王トーナメント終了時のソフトを貸し出す ②開発者が本番までソフトの改良は自由 ③クラスタで何台つなぐのも自由、これでどうかというものです

さて、叡王戦にプロの154名もの参加者があったというのは、私は本当に驚きです 辞退したのがたった5人です
プロのみんなは、ソフトと指すのが嫌ではなかったのでしょうか? 第2回での佐藤慎一は、終ったあとに、佐藤「(なぜ自分が選ばれたのか)理由を聞いていないので、今からでも知りたいです。」と書いてます(「ドキュメント電王戦」より) 
塚田なんかは、立候補したときは「ハードが変わるとソフトの強さが変わることを知らなかった」(「ドキュメント電王戦」より)という、コンピュータ将棋の超ド素人でした
三浦は「正直に書く。私は出場したくなかった。負けたときのリスクがあまりに大きすぎる。」 と、書いてます(「第2回電王戦のすべて」より)

そしてFINALでは、若くて勝率がいい(34歳以下、勝率6割4分くらい以上)という条件に合う候補者が、私の調べで23名いました(2014.08.29の私のブログの記事)
すでに出場した阿部光瑠、船江、菅井、豊島を除けば19名です その19名の中で、FINALに立候補したのは村山たった1人という有様・・・ 

よくこれで154名も、今回は出たなあ~というのが私の率直な感想です 要するに、羽生、渡辺を除くほぼ全員、コンピュータと戦いたい、と見なされる、そういうことですよ、これは・・・

佐藤康光なんか、どうなってるんでしょう 前会長の米長著の「われ敗れたり」の中から、抜粋します
2007年にBonanzaと誰が戦うかとなったときの話です↓

「佐藤くん、頼みがある。コンピュータと戦ってくれるか」と打診したところ、「固く、お断りします」といってきた。私が「そう堅いことを言うな。しょせん、遊びやで。機械相手に数時間遊びで指してくれれば、1000万円以上の収入になるんやで」と説得しようとしたところ、佐藤棋聖は血相を変えて、「米長先生、そこに正座してください」という。
「これはまずい」と私がいずまいを正すと、佐藤棋聖から「米長先生、プロが将棋を指すのに“遊び”ということがありますか。先生はそんな気持ちで将棋を指していたんですか。私は固くお断りします」といわれてしまった。そういわれては私も、「佐藤君、この話はもうなしにしよう」と答えるしかない。そんな一幕もありました。(「われ敗れたり」より)

私はこの場面、「さすが康光、カッコよすぎる~」と拍手喝采して読んだものです ・・・今、なんで佐藤康光は180度、心変わりしたのか? 謎としか言いようがありません

ハッシーも、コンピュータと戦う電王戦に反対していたのではなかったですかね まあ、私はソースを見たわけではないのですけどね
康光もハッシーも、本当はコンピュータと戦いたかった、あるいは意見を真逆に変えた、ということなのでしょう・・・ そう受け取らざるを得ません
なんで? やっぱり、金銭面の問題だった? それとも、出場はするが、優勝する気はない?
その意味では、エントリーしなかった羽生と渡辺は、今まで通りの意思を感じるので、まだ私は納得できます

でも、批判や悲観的なことばかりでは全然ないのですよ 上記のことは、どうしても一度、まとめて書いておきたかったのです
叡王戦で誰が勝ちあがっていくのか、電王トーナメントはPonanzaがやはり勝つのか、私はワクワクしてます 来年春の第1期電王戦2番勝負が今から本当に楽しみです