いよいよ決勝リーグ
高浜「それでは世界ナンバー1が決まる決勝リーグです 8プログラムによる、総当り7回戦を行います
会場では遠山五段、阿部光瑠五段が解説をしました」

以下、高浜女流によるプログラム紹介 2次予選通過の順位順

ponanzaは今や最も有名なプログラムの1つ 初優勝を狙います
AWAKEは電王戦の勢いそのままに、余裕の2位通過
NineDayFeverはおととしから参加の言わば新人プログラムですが、すでに決勝リーグの常連
Aperyは2次予選をノートパソコンで戦いましたが決勝リーグでは予定どおりデスクトップパソコンで参戦 2連覇を狙います
GPS将棋は2大会ぶりの決勝リーグ進出
激指は大ベテラン
Seleneは歴史的な入玉宣言で会場を沸かし、初の決勝リーグ進出を果たしました
YSSは脅威の粘りを見せます

高浜「3回戦までは上位4プログラムと下位4プログラムの対戦 そして3回戦を終え、全て上位4プログラムが勝利しました
4回戦でAperyがAWAKEに負け、一歩後退しました」
勝又「4回戦まではponanzaがものすごく安定してました」
西尾「4強と呼ばれてましたが、4回戦まではponanzaが抜けていた印象です」

高浜「5回戦、4連勝どうしのponanzaとNineDayFeverが直接対決、ponanzaが全勝をキープしました
AWAKEはGPSに破れ、1敗を喫しました これでponanzaのみ全勝となりました」

そして6回戦、Apery(5勝1敗)対ponanza(全勝)
西尾「ponanzaがpona攻めをして、つながるのかなーと思ったんですけど、自玉の安全度の計り方すごく良く、他のソフトより見えているなーという気がしますね 自玉の安全がわかっているから、評価もしっかり出てるんだろうなーと思いました」
結果、ponanzaの勝利 
高浜「そしてAWAKEがNineDayFeverと相入玉(256手)で引き分けたため、ponanzaの優勝が決まりました」

高浜「7回戦でponanzaはAWAKEにも勝利し、初優勝を全勝で飾りました 全勝優勝は2005年の激指以来、10年ぶりです」

ponanzaの山本さん「7回目の参加でやっと優勝できました 2年前と去年は準優勝でした 全勝優勝は久しぶりと聞いたんで、そういう意味でもうれしいです これほど全身全霊を込めて戦ったことっていうのは人生で一度もなかったんで、毎回ゴールデンウィークが終わると、やっと1年終わったっていう気になりますね
(今後の改良について) 選手権は開発者の交流も狙いで、色んな話を聞いたりするんですけど、戦いの場に来ると、こんなことをすれば良かった、とか思い浮かぶんで、いくつかアイデアは浮かんだので、やってみようかなと思ってます」

2位のNineDayFeverの金澤さん「(2位という結果は)文句言ってはいけないけど、ちょっとしゃくにさわるかなという気がしないでもないというのが本音 まあでも上出来だと思います
(今後の改良について) 今まで評価関数の改善でやってきた面があるんですけど、一点突破だと頂点はなかなか難しいなっていうのがあって、色んな、時間の使い方であるとか、その他もろもろの細かいところまできちんとできないと、届かないかなあ その辺をちゃんと仕上げて、もう少し上を目指したいと思います」

3位のAWAKEの巨瀬さん「今回はそれほど準備ができなくて、開発が進まなかったので、この結果は妥当、実力順だったんじゃないかなと思っています ponanzaには負けたくなかったっていうのはありますね」

総括として、西尾「1、2、3位、実力順にならんだかな 大会全体を通して、強弱さまざまはソフト、あまり見ない異筋がたくさん見れて、バラエティに富んだ3日間でした 個人的に非常に楽しむことができて良かったです」
勝又「今回は解説ではなくて観戦としてゆっくり見させてもらいました まだまだ強くなるなーと思います 来年が怖いくらいですね」

今回は参加チームのハードウェアの説明がなく、各チームがどんなハードで参加したのか、そこが知りたかったですね
(まあ、選手権のHPに行けば書いてあるんですけど、私は見てもよくわからないもので(^^;)
勝又プロ、今まで20年もの間、この大会の解説をしてくれて本当にありがとうございました、感謝しています!
次回は棋譜編です