囲碁将棋チャンネルで週2日(火曜と木曜)放送中の銀河戦
これから今期の優勝者が決まる9月終わり頃までの間、対局の模様を記事にして書いていきたい
記事UPは毎週水曜と金曜になります

いよいよ羽生名人の登場! やっぱりこの人は期待させるなあ
対するは若手バリバリの佐藤天彦 こっちもA級に上がって強いから、どうなるか、見ものの一戦
ここまでの2人の対戦成績は、2戦して羽生の2勝とのこと

先手の羽生が3手目に早くも角道を止め、戦型はなんと相振り飛車になった これには解説の久保も「予想と全然違いましたね(笑) 」と笑っていた 相振りは予想できないよね(^^;

一目散にクマった天彦に対し、羽生から果敢に仕掛けて、盤面左で桂香の2枚総交換になり、局面が一段落した
久保「最近は戦いがすぐ始まるケースも多いですね 主導権を握りたいので、先攻してその後、玉を囲うというケースが増えてます」

角も交換になり、羽生が玉形を整えていたところ、天彦が手持ちの持ち駒でさっそく攻めてきた
久保「ちょっと天彦のほうを持ちたいかな」
そして、久保が「次の手が形勢の分かれ目」という意味のことを言った直後だった
天彦に、攻防の実によさげな角打ちが出たーー 頭を抱える羽生 表情が変わらない天彦

羽生、耐えろ! 初戦で消えるな! と思って観ていたところ、久保「羽生名人、ギリギリの受けですね」
おお、そうだろそうだろ、まだこれくらいじゃあ、と思った次の瞬間、天彦が強く踏み込んで勝負をかけてきた!
ぐ、ぐふっ これはもう羽生としては相手のいいなり状態しかない 大丈夫か、羽生!?

久保「天彦の攻めが決まるか、羽生が逃れるかの勝負」
羽生、がんばれ~ というか、ここまで苦戦するとは・・・ もうかなりピンチなのが伝わってくる
相手玉に嫌味をつけ、勝負形に持ち込もうとする羽生 
久保「羽生は一番いいタイミングでの受けだったと思いますね どっちが勝ってるかわからない、羽生が追い込んでいる」
おお、追い込んでるか しかし、盤上はどう~も、天彦が制圧してるっぽいんだよね 天彦は常に手番を握り、持ち駒が豊富にあり、攻めの手がかりもあるという、勝つときのパターンなんだよね・・・

久保が「天彦は保険をかける手で勝ちに行くんじゃないか」と言っていたところ、天彦に鋭い桂捨て一発!
久保「あ それで詰みなのか あーなるほど これはちょっと見えなかったですねー」
そして、羽生が頭を下げちゃった!! 羽生、108手までで即詰みに討ち取られ、投了! うわああーーー

負けた・・・ 負けちゃった・・・ もう今期は銀河戦で羽生が観れない・・・ ああー、残念だ・・・ 羽生のどこが悪かったんだ、疑問手指したか?

感想戦、羽生は中盤の浅いところで、玉を戦場に近づけた一手を後悔していた
一方の天彦は、後悔するところが全くなし、という、かなりすごい出来栄え! これは会心譜ではなかろうか
この早指しで、「こうすれば良かった」という修正箇所が全くないなんて、強いぜ、天彦!
対局中、画面で小さく映っていた天彦は、一喜一憂せず、羽生と堂々と渡り合っていた姿が印象的だった

羽生の玉を戦場に近づけた手、あれがもう敗着になるのか やはりトッププロはレベルが高いなあー
天彦は、ずーっと全く緩みなくミスなく指し進めていた印象だ 
なんか相振りでの勝ち方を知ってるって感じだった 中盤以降、ずっと形勢良かったんじゃないかな 
相振りなんて指す機会はあまりないだろうに、なんで強いのか(^^; 
天彦が王者羽生を力で上回ったという一局だった 天彦、堂々たる指しっぷり、見事だね 
はぁ~、羽生名人、負けたか 残念だが本局は相手が強かったので仕方なし・・・ 

Cブロックは最終勝ち残り者は天彦(3人抜き)、最多連勝者は3人抜きの船江となった

追記・この放映日と同じ昨日、天彦は王座戦でタイトル初挑戦を決めたってねえ うんうん、この強さならうなずけるわ 羽生王座相手にでも、臆することなく戦う姿が目に見えるようだ 若い人が強いっていうのは、いいことだね