激辛流の丸山と、豪腕の康光の一戦 解説はハッシー 楽しみだ

康光のすごさについて、ハッシー「面白い手を指す人ってだいたい負けるんですね 勝つ将棋っていうのは堅実で手堅いですからね 魅せる将棋を指して勝つっていうのを両立させるのは難しいんです」
康光、本局でも魅せて勝つことができるか?

先手丸山で、角換わりの棒銀を康光が受ける戦型になった
康光が居玉から△4一玉と動かした手を丸山がとがめ、康光がまた居玉に戻す、という中盤戦
ハッシー「丸山が康光の手を逆用している、しかしこれで康光が勝ったらメチャクチャかっこいいですよ」

康光のすごい発想の手は続く 働きの弱そうな自陣角を打って、丸山の攻めをしのいでいる
ハッシー「康光は柔軟ですね 凡人なら苦肉の策で指すような手段」

康光、これで互角と思っているのか? どこまでが予定の範囲なのか? 実に注目だ だが、丸山は的確な自然な指し手を返し続けた どんどん偏る康光の陣形
ハッシー「康光側はちょっと間違えたらズタボロにされそう 康光側を持って勝てる気が全くしないです 丸山の指し手には一手も疑問に思うところがない」

どうにもこうにも、そんな感じ 丸山が弱ければ逆転もあるかもしれないけど・・・ 強いしなあ・・・ あとは丸山が正解を見つけ出せるかどうか、か

康光は、見たことがない玉自ら守る顔面受けで粘ろうとし、これにはハッシー「ひえーー? いやもうすごすぎます 頭がおかしくなってきました」 ははは、楽しい しかしこれで丸山が動揺するとも思えないね

そしたら、丸山、見事に正解を見つけ出した 一気のラッシュで康光玉を仕留め上げた 華麗な寄せ手順だった 83手で丸山の快勝、完勝と言ってもいい内容だった

ハッシー「康光の意欲的な奔放(ほんぽう)な指し回しだったんですけど、やはり玉形が悪すぎました 豪腕の康光を持ってしても、まとめきれなかった 作戦的な問題があったのかな 丸山のほうはリードを守って、完璧な内容でした」

本局、大差がついてしまったものの、まずまず面白かったよ 康光がムチャクチャな指し回しでダメになったわけだけど、丸山の指し手の的確さ、これは見ごたえがあった 
ムチャクチャやると、こういう指し手でとがめられるから、だからダメなんですよ、という、お手本のような丸山の指しっぷり、これは一見の価値があったよ 丸山、さすが元名人、前局の村山戦でも強かったし、なんでA級にいないのか、という感じだわ 
ハッシーの解説も聞きやすかった 聞き手の真田彩子女流も、質問のタイミングなど、グッドだったよ

これでDブロックからは丸山が最終勝ち残り者(2人抜き)、北浜が2人抜きながらラッキーで最多勝ち抜き者となった