昨年度の銀河戦の準優勝者、松尾の登場
解説の郷田「三浦はどっしり安定感、松尾はシャープ」
対戦成績は、三浦の5戦全勝だそうだ

雑談で、聞き手の竹部さんが「郷田先生はブロックの位置はラスボスじゃないんですね」と言ったのが面白かった(郷田は最終戦より1つ前からの登場)
ラスボスっていうRPG用語を郷田に使う竹部さん、やっぱりいいねー

先手三浦で、横歩取りになった 奇しくも先日のNHK杯のタニーvsアベケンとほぼ同様に進む
郷田「一番流行の形」

仕掛けたのは松尾だった 9筋の端をからめて、両取りの角打ち 
あらら、けっこうな攻めではないか 三浦はどうやって防ぐんだろう

竹部「三浦は今日は気合充分といった感じで考えてます」
うわ、ホントだ 三浦、すごい集中していて目つきが怖いわ(^^;

三浦は松尾の攻めを、局面を激しくすることで対応 飛車角総交換の戦いになった
郷田「激しくなりましたね、形勢不明」

端を破った松尾だが、どれほどのものなのか・・・
そのとき、三浦が郷田の予想してなかった手を指した 自らの桂の利きに、つなぎ桂を打つという一手!
郷田「ここはさすがに三浦、いい手の気がします 松尾、これは困ってるかもしれませんね」
この、つなぎ桂が、直前に指した松尾の手を意味なしの手にする絶好打だった

頭をポリポリと掻いて、長考に沈んだ松尾
郷田「三浦が松尾の攻めをうまく流した」

そして、三浦のトドメの角打ち込みが炸裂した ズバーーンという感じの角
郷田「これはいい手ですね なるほどね 三浦優勢」
なんか、終盤なのに三浦ばっかり指してる・・・
と思っていると、郷田「あ! 投げた」 突然、松尾が投了した 63手の短手数で三浦の勝ちとなった

郷田「松尾が攻勢に出て、ペースを握るかに思われましたが、三浦がさすがに鮮やかでした 逆襲が思ったより厳しかった 三浦の的確な指し回しが光る、三浦の非常に良い内容だった」
もう、三浦の文句なしの完勝だったね あの、つなぎ桂は鮮烈だったなー
三浦は端を破られたのも計算の内、飛車交換で大勝負し、結果は大勝だったね

感想戦、松尾が興味深いことを言った この戦型にしたことについて、
松尾「あんまり他にやる戦法もないんで」 と発言・・・! 
相居飛車の後手番、困ってるんだろうなー これはプロにとって、きっと深刻な問題なのだろう
松尾「本局は策がなかった」
三浦は感想戦でも、本譜以外の手もよく読んでいたことを示した 今回は三浦の圧倒的勝利だった
短手数だけど、三浦がうまく指したから見ごたえがあったよ

これでFブロックからは、三浦が最終勝ち残り者(1勝)、安用寺が2人抜きながらラッキーで最多勝ち抜き者になった
安用寺は千葉と高橋に勝ったのだが、vs高橋では安用寺が劣勢のとき、高橋が二歩をやらかしたんだよね
しかも両対局者ともに二歩に気づかず、10数手進め、職員の乱入により決着がつくという、プロでそんなことあるのか、という・・・(笑)  高橋さんのブログの5月7日「幻の13手」に詳しく載っている 
あの1勝が大きく物を言い、安用寺は実質1勝で決勝トーナメント進出だ(^^;