豊島vs森内、大物どうしの一番だ
対局開始前に森内の昨年度の成績が出たのだが、16勝27敗で 0.372 と、かなり負けている 
これにはびっくりした 森内は昨年度のNHK杯優勝者だぞ  しかし連盟のページで確認を取ったが、間違っていなかった
(ちなみに連盟のHPのトップページの上のほう、「最近一週間の結果  今後一週間の予定  記録のページ」から、記録のページを選ぶと出てくる)

解説の久保「豊島は7対3で攻め棋風、森内は7対3で受け棋風」
過去の対戦成績は、豊島4勝、森内2勝 現在豊島の4連勝中とのこと

先手豊島で、相矢倉になった
久保が色々と雑談してくれた 久保「豊島とは以前は研究会をやっていたが、今は豊島は1人でやる方を選んでいるようです 以前は毎日のように連盟に来ていましたが」

聞き手の安食「久保先生の好きな駒は何ですか」
久保「私は角ですかね 飛車を叩き切って、角が5五に居て勝てるときが、振り飛車をやっていた良かったなと思います
大野源一先生にあこがれて、振り飛車をやっています」

久保「矢倉は、さばいたらダメですね(^^; 1歩ずつ着実に前に、というイメージ」

久保も安食も左利きとのことだったが、安食さんは先日の女流王将戦で右手で指していたが、どうなってるのか(笑)

さて、豊島が強引に攻めていった 角交換を強要し、打った角を切って攻めていった しかし森内に攻防の、じつに「森内らしい」うまそうな角打ちが出て、久保「なんかすごく感触が良さそうな手ですね」と言っていた 森内リードと思われた
豊島は早々に、考慮時間が残りあと1回まで減り、ピンチだ

しかし直後に森内が、ひねった攻めをしてきたのがどうだったのかな、と私見では思った 
久保「激しいですけど、どうなんでしょう・・・」と久保がうなるほど難しい展開
私の予想手が全然当たらない 難解だわ(^^;

実に長く感じる終盤、久保「豊島が苦しいんではないか」と言っていたが、どうやらギリギリの勝負になった
秒読みの中、森内が自陣飛車を活用して詰めろらしき手をかければ、豊島は詰めろを察知して玉の早逃げ、いわゆる米長玉だ
ここの応酬は見ごたえあった!
この米長玉にしたのが相当な好判断だったようだ 久保「逆転したかもしれません 豊島のいい粘りでしたね」
豊島は耐えきり、115手、豊島がこの難局を制した 実に難しかった・・・

感想戦でも豊島が「難しいですね 何をやったらいいのか」という場面が何回か見られた
本局は、高度な攻防が見れて楽しい一局でもあった だけど、もう1回観戦しろと言われたら遠慮したい(笑)
結局、どこが一番のポイントだったのか、久保にもわからないし、10分の感想戦では豊島と森内にもわからないという(^^;

これで豊島は、森内に5連勝するという、快挙だ さすが、というところだね

Gブロックからは、豊島が最終勝ち残り者(2人抜き)、澤田が最多勝ち抜き者(4人抜き)となった