先日から、週刊少年ジャンプに、将棋をテーマにしたマンガが連載開始となっているのだ
これが、なかなかイケてるのだ! タイトルは「ものの歩」
武士(ぶし)の読み方の一つ、「もののふ」から取っているのだろう
監修に橋本八段を起用! 現在、第3話まで進んでいる
今なら第1話と第2話がタダで読める↓(セリフが見づらいけど・・・)
https://www.shonenjump.com/j/rensai/mononofu.html

(以下、ネタバレなので注意)
さて、内容だが、これがなかなかいい具合にぶっ飛んでくれてる
連載第1回、主人公は高校1年生で、ルールも全く知らないド素人
しかし、ルールを覚えたとたんに15手詰みの大道詰将棋を解きやがった! ぶっははは(笑)
銀の中合いが見えたのだ どうなってんねーん

いきなりのド天才ぶりを主人公が発揮!
天才中の天才やん 人類史上初ぐらいの才能やで(笑)
野球で言えば、ボールを握ったこともなかったけど、数回投げたら時速150キロ出ました、ぐらいだろう
その直後に、登場人物の一人が「報われない努力などない」と言ったので、努力じゃねーだろ、才能だろ、というツッコんだ人が何割いたことか(笑)  
いったい、才能と努力、どっちが作品のテーマやねん(^^;
私が奨励会員でこんな人間がいるのを目の前で見たら、やる気なくすレベルの話やで・・・

そして主人公が一言「プロを目指します」
おおーーい、将棋の対局を1局もしたことがないのにプロを目指すんかいーーー(笑)  どうなってんねーん

連載第2回では主人公のさらに素質がもっと明らかになる
終盤になったとたんに「剛腕の寄せ」 「王殺しの資質」という強力ウェポンが主人公にはあった!
おおー、ええぞええぞ、やったれやったれ、それくらいなきゃ、話がこれからポンポン進んでいかないもんな
目指すはプロ、タイトル、七冠やでーー!

そんな中、名言もあったのだ 親から将棋を反対された主人公に対し、周りの奨励会員の人が一言
「夢なんて全世界から否定されてあたりまえ! お前がやりたいかどうかだろ!」
そ、そのとおり、すげーアドバイス!! これは感動した!

連載第3回では、主人公が学校の将棋部に入ろうとするという、おいおいー(笑)
プロを目指すのに、まずは学校の将棋部って・・・ まわりに親切な奨励会員いっぱいいる環境で(^^;
いやいや、そういうのもありか、と思いきや、この将棋部が同級生一人だけの部だったという・・・(笑)  しかしその一人というのが、なんと元名人の孫? すげー身近に大物がおる、でもよく考えたら「ヒカルの碁」も名人の息子と偶然最初に対局したっけ(笑)  ジャンプイズム最高~

そこかしこにツッコミどころが満載で、さすがハッシー監修と言わざるをえない、私は全面降伏といったところだ
これからも細かいツッコミどころが随所に出てくるだろう

10枚落ちで奨励会員に勝った主人公に、奨励会員の仲間が「定跡覚えたら伸びるかもね」とアドバイスするが、そんなことをまだロクに対局したことのないやつに言ったらアカンと思う
定跡を全く気にしないでまずは50局ぐらいは指して見るべきだろう 
なにしろ、とほうもない才能の持ち主なのだから、定跡や常識で制約するのは才能をつぶす危険があるで!
一番怖いのは定跡という樹海に遭難することやで・・・

そして高校の元名人の孫、初手を見ただけで初心者と決めつけたけど、今は色んな手がある時代だ
初手▲7八金のponanza流、▲6八銀の嬉野流、後手の初手△6二玉の米長流・・・

でも、とにかく面白いね、これからもツッコませてもらいたいものだ 
コンビニで立ち読みして、単行本が出たらとりあえず買う予定だ 
ジャンプを何年ぶりに読んだことか・・・

さて、一番気になるのは、コンピュータのことだ このマンガでは、いったいコンピュータはどういう扱われ方をするのだろうか?
電王戦というのはもう有名で、一般人も名前ぐらい知っただろう
このマンガではまだコンピュータは出てこないが、どうするのだろうか
奨励会員の話でもあるわけだが、奨励会員はコンピュータをどう思って生活しているのか? 
元名人の孫が自分で必死に次の一手を何日も考えているのを、私なら「そんなのパソコンで調べればいいじゃん」とすぐ思ってしまった

それとも「そんな強いコンピュータはこのマンガの世界には存在しません!」とするのだろうか
そうであったら、それはそれで仕方ないと思うが・・・
奨励会員がパソコンで最強ソフトと対局して、あっさり楽勝でコンピュータに勝っている姿が描かれたりして・・・
そうすればまたツッコめるわけだ(笑)

これからきっと、ジャンプらしく主人公が指数関数的成長をする姿を描いた将棋マンガになるのでは?
これは熱い、楽しいぜ~! ツッコませマンガか、それともこれから本格マンガと化けるか? 今後に注目している!