熊倉紫野女流初段 vs 北村桂香女流初段
対局日:2015年7月14日
解説:佐藤紳哉六段
聞き手:真田彩子女流二段

女流王将戦も、準決勝まできた まあ、収録日は3か月以上前なのだが・・・(^^; 
熊倉と北村、どっちもあんまり活躍がまだないので、勝ちたいところだろう
ここまでの生涯の通算成績は、熊倉49勝49敗 北村18勝15敗とのこと

解説の佐藤紳哉「熊倉は居飛車党でじっくりとした将棋を好む、中終盤のねじり合いに強い
北村は振り飛車党で攻めっ気が強い、石田流や中飛車などの攻撃的な振り飛車を指す」

記録の伊藤明日香が「それではよろしくお願いします」とハッキリ言ったのだが、対局者の2人は消え入りそうな声で「×××××」と小さな声で挨拶し、元気がなかった(笑)

先手熊倉で、▲居飛車vs△ゴキゲンの、相穴熊となった
お互いに金銀4枚を守備におく陣形で、めちゃんこ堅い 
これが崩れるまで終局しないのかと思うと、頭がクラクラする・・・

中盤戦、双方、飛車と角を中段で使う展開となった 紳哉がしきりに「難しいです」と言っている
長い折衝があったが、熊倉が何回か最善を逃しているとの解説だ
紳哉「北村良し」 頭を抱えて、うーん、という顔をした熊倉の姿が映し出されている

紳哉「熊倉がガチャガチャ攻めていけば、北村のほうも怖いですよ」と言った場面があったのだが、熊倉は自重して攻め駒を引き上げてしまった 
これで熊倉には攻める機会が潰えてしまった まあ攻撃しても攻め駒が足りなかったと思う・・・

▲熊倉の馬2枚vs△北村の竜2枚で、双方金銀4枚でガチガチに囲われているという状態
しかしこういう場合、長引けば、竜のほうが強いのは自明だ 敵陣の桂香を拾い、戦力を蓄える北村
そして北村の寄せで、ハッとする妙手が飛び出した 攻撃に桂の犠打を一発!
紳哉「ん なるほど 見事ですね いいところに手が行きましたね」
これが桂1枚を犠牲に一手を稼ぐ、絶好打だった

北村は最後にも、相手の受けなしを見切り、実に華麗な必至をかける手を指し、快勝となった
120手で北村の勝ち

紳哉「北村が非常に丁寧に指した、じわじわと勝ちに結び付けた、最後も鮮やかに決めましたね」

これは北村さんの力勝ちだったね 特に大きなミスもなく、満足のいく内容だったと思う
寄せのところの桂捨て、あれは相当強くないと指せないし、最後の投了図もきれいだった
金銀4枚の居飛穴を見ても、嫌にならずに攻略するという根気が求められるので、振り飛車は大変だ
まあ北村さんも穴熊だったのだが・・・(^^;
本局は双方ガチガチの穴熊で、観ていて眠くなったところもあった(笑)  でも北村さんの桂捨ての妙手が観れたのは良かった