激指14を買ったので、棋譜解析と検討モードについて、どんな具合か書いてみます
私が激指を買ったのは3年前の2012年の7月に発売された定跡道場3(以下、道場3)以来です

私のPCは、去年17万円ほどで買ったものです
性能は、Intel(R) Core (TM) i7-4790K @4.00GHz 4.00GHz  メモリ 16.0GB
と書いてあります 64ビットオペレーティングシステムです

棋譜解析で、第3回電王戦の最終局、▲屋敷vs△ponanzaを解析してみました
棋譜は終盤で屋敷の▲8一成香という手が敗着、ということがハッキリしているので、これを選びました

まず激指14の棋譜解析の強さは、初段~七段+までの14段階に分かれています
道場3では六段+++まででした

最低レベルの初段で解析してみると、アッという間に、5秒くらいで解析が終わる(笑)
持ち時間5時間で、10時間ぐらいかけて行われたこの一局が5秒で解析終了とは(^^;
精度にやはり無理があったようで、▲8一成香は何もコメントがなく無視されてました

次は四段でやってみましたが、20秒くらいで終了、▲8一成香は疑問手の扱いでした
そして五段でやってみると、1分弱で終了、ここで▲8一成香が敗着と出ています
おー、やはり1分かけると、だいぶ正確になったようです 
(でも道場3の五段の解析でも1分ほどで敗着も▲8一成香ときちんと出ていましたから、とくに変わりません)
六段で約2分でした 

そして最高レベルの七段+は、約20分もかけて解析してしました
10時間ぐらいかけてあったプロの対局ですから、20分かけて解析でもまだ短いくらいかもしれませんね
しかし私的には充分な機能となっています


追記・▲屋敷vs ponanzaをもう一度検討をさせたら、約10分で解析を終えてました
さらに、3回目を試してみたら、また10分で終わりでしたが、▲8一成香にコメントが何もつきませんでした 同じ七段+の解析なんですけどね なぜでしょうね さらに後日の追記・その後、何回かやっても10分で解析を終えてました 20分かかったというのは間違いだったようです、すいません


さて、次は検討モードです 
阿久津が指した△2八角を誘う戦術は、通用しないです
検討モードの候補手を10個にしても、候補手に入ってきません 何らかの対策がされてますね
(AWAKEが△2八角を打ってしまった局面から数えて)先手側が、わざとスキを作ったままで10手くらい進めても、検討モードの10個の候補手の中に△2八角が入ってきません
しかも、なにがなんでも△2八角を打たないのではなく、私が先手側を持って対戦して、ずっと打たせるべく手待ちしてみたら、「ここからは△2八角が成立して後手の攻めが続く」と激指が判断して△2八角を打ってきて私が攻めつぶされたときがあり、それには軽い感動を覚えましたね
もう△2八角打たせは通用しない時代に入りました

次に、第2回電王戦の最終局、▲三浦vs△GPSの、△8四銀が検討モードでは指せるかなと思ってやってみました
そしたら、4時間も検討させて、Pro+9というレベルまで進み、最善手が△7五同角で0、次善手が△8四銀で+88という結論でした
要するに、まだ△8四銀は指せないようです
もっとも、最高はPro+11まであるのですが、4時間で私は「いつまで考えとんねん」、とぶち切れました 


そして、歴代の名手とされている手は指せるのか、と思い、やってみました
ここからが本当の地獄でした 凶悪なのです・・・ 強すぎて・・・
書いてしまっていいものかどうかわかりませんが・・・

1989年のNHK杯、▲羽生vs△加藤の▲5二銀てありますよね あれを最短5秒で見つけたりします ぐはっ
何回も検討モードにかけると、そのたびに▲5二銀を見つける時間が変わるので、最高2分くらいかかったときもありましたが、最後には結局見つけます
もっとも道場3でも平均30秒ぐらいで見つけていたのですが・・・

2005年4月26日 第63期名人戦第2局 森内俊之名人 vs 羽生善治四冠
森内の▲4八金の捨て駒は3秒で発見でした
あべし
でも道場3でも30秒ほどで発見してましたけどね

1993年第62期棋聖戦、羽生善治竜王-谷川浩司棋聖
谷川の△4七角のタダの中合いってありますよね 
あれは2秒でした ひでぶ
というか、道場3でも2秒で見つけてました・・・

1972年 4月18日 第31期名人戦七番勝負第2局 中原誠 vs 大山康晴
大山の△8一玉ってありますよね あれも0.5秒くらいです ズギューン
もっとも、△8一玉は絶対正しい手であるため、コンピュータには見つけやすく、道場3でもすぐみつけてました

1971年名人戦 第3局大山康晴vs升田幸三
升田の△3五銀ってありますよね あれは1秒かかりませんでした ドッギャーン
でも、これも道場3でも3秒かからずに出てました・・・

1989年の新人王戦、▲羽生vs△森内の羽生の指した中盤、忙しいと思われたところでの▲9六歩の手渡しも名手とのことです
激指14は2分ほどでの考慮で▲9六歩が最善と出ました (定跡の利用を無しに設定)
中盤での、ゆっくりした手もちゃんと考えることができるんですね
(ただ、2回目の10分間、3回目の10分間では検証では▲9六歩は第3~第4候補止まりで、指せず
2分で▲9六歩が最善と出たのはたまたまか?)
 
こんなこと書いて良かったかわかりませんが、もうとにかく強いんですよ・・・
圧倒的、圧倒的じゃないか、というぐらいです
しかし、今更ですけど、道場3もこんなに強かったんですね 
道場3も歴代の名手を見つけるため、あまり14との差がハッキリしないという結論でした 

中原の▲5七銀、谷川の△7七桂はまだ最善手には登らないようですけどね
追記・中原の▲5七銀、検討モードのPro+が発見しました 激指が発見した瞬間、評価値が+200程度から+1000程度まで、一気に跳ね上がりました うわあ、▲5七銀も発見できるのかorz

さすが、将棋レボリューション(革命)というだけありますよ 
私はドリームクラッシャー(夢の破壊者)という名前にしたらどうかな、と思いますが・・・ 
強いソフトを入手できること自体はうれしいんですよ、ただため息がでますね 以上です