郷田真隆 王将 vs 阿部健治郎 六段  NHK杯 3回戦
解説 丸山忠久 九段

叡王戦で決勝まで行っている郷田と、若手有望なアベケンの対決か 相居飛車は間違いないだろう

郷田は1990年四段、竜王戦1組、A級 2回戦で天彦に勝ち 24回目の本戦出場
アベケンは2009年四段、竜王戦3組、C1 1回戦でタニー、2回戦で渡辺明に勝ち 3回目の本戦出場

解説の丸山「郷田は練習将棋でもとにかく負けてくれないんですよね すごい勝負に厳しいというか、一生懸命にいつも指している
アベケンとは彼が奨励会の頃から研究会で一緒、山形県から5時間かけて研究会に通ってきていた、熱意がすごい
郷田はジャブ主体の攻め将棋 アベケンは直線的なストレートな攻め将棋」

先手郷田で、相掛かりの力将棋となった
丸山「お互いに研究しようがない手を指している、見たことがない将棋になったなと思っているはず」

駒組みも難しく、空中戦の力比べ 
丸山が「ちょっと郷田のペースになりかけたけど、またアベケンがペースを引き寄せた」という、難しい展開が続く
丸山「郷田は相手の言い分を全部通しているようで、自分の言い分も通している この辺が郷田のうまいところ」
丸山「アベケンは、良かったはずなのになー、という表情ですかね」
清水「お互い攻めと受けがギリギリのところでバランスが保たれている」

アマチュアレベルでは、予想手を当てるのも難しい、予想すること自体が難しいという、困った将棋になってしまった
もう、理解するのも困難なので、手が進んでいくのを鑑賞するしかないな・・・

アベケンが歩切れになったところから、郷田が良くなったのかもしれない
終盤は郷田がリードを保って逃げ切った一局だったと思う
127手で郷田の勝ち

終局後、郷田は開口一番、「いやーだいぶ苦しかった」とつぶやいていたから、難解だったのだろう
残念ながら感想戦はなかった

丸山「ホントにすごい将棋でしたね、どっちかが半歩リードしたかなという感じの局面が色々あったんですけど、なかなかハッキリと良くなるまでにならなくて、最後まで均衡を保ってくるというのは、両者すごい技術だと思いますね 小競り合いの見どころのある将棋だったと思います」

トップの郷田と若手バリバリのアベケンの相居飛車の力戦・・・ やはりというか、難解な内容になったなあ
これが娯楽なのかという難しさ(^^;
丸山はがんばって説明しようとしてくれていたと思う 
小競り合いが延々続くと、どうしても難しいということになってしまう プロの将棋の宿命だろう