将棋の渡辺くん 1
伊奈めぐみ著 講談社 2015年12月9日初版発行 別冊少年マガジンの連載をまとめたもの
評価 A  コンセプト<渡辺家の日常を、奥さん自身が描いたエッセイマンガ>

私は、渡辺明プロのことをかなり知っている
・・・と思ってました、この本を読むまでは(^^;

私の知っている渡辺明プロは、それはそれは頼もしい将棋を指して、解説ではキビキビしゃべってくれますからね
本書では、仕事中とは裏腹な、家での渡辺明プロの様子が主に描かれています
家での「渡辺くん」は、欠点がかなり多い人に描かれているので、楽しい(笑)
 
渡辺プロがドカンと稼いで、4つ年上の奥さんが旦那をリードしてあげてる
いやー、相性ピッタリの理想のカップルですねえ!

渡辺プロは、やらないと決めたことはトコトンやらないんでしょうが、やらなければならないことは、実直にしっかりと、できるまでやることを、私はよく知っています
それは観ている将棋ファンなら、みんな気づいてるんじゃないかな 
だからこの本でどういう扱いを受けても(笑) 、将棋ファンは安心して読めますね

昨今は、プロ棋界はコンピュータの侵略をモロに受けて、「いったいプロ棋界はどうなるんだ」という空気が私のような観る将棋ファンには漂っています
今日も24では電王ponanzaが勝ち続けているのでしょう

そんな中、無条件に笑わせてくれる本書の存在は、貴重! 
著者の絵は独自路線を行き、文房具1個を描かせても、どこか味がある!
話のネタも、日常の小さなことに目をつける、その着眼点が光っています、楽しいです
著者の絵と文章のセンスで、他にライバルがいない、他に類書がない本になっている、素晴らしいです

このレビューを書くために一気に読んだのがもったいなかったくらいです
来年の夏ごろに出る予定という、続編の2巻も、早く買いたいですね