第16期 銀河戦
本戦Cブロック 3回戦
長岡裕也四段 vs 瀬川晶司四段
対局日:2007年10月18日
解説:伊藤 果七段
聞き手:安食総子女流初段

先手長岡の藤井システムvs後手瀬川の居飛車穴熊模様からの変化形になる
瀬川が△4五歩と仕掛け、いきなり銀と、桂、歩の交換になる
このワカレは、どちらがいいか難しいところだろう
瀬川が△4二飛とまわって、完全な力戦形になる
形勢判断が難しいが、攻め合いの手将棋で見ていてとても面白い
感想戦で、38手目、△7五歩~角交換~△2九角の筋も、▲2六角から後手の攻めを
空振りさせる順をやってくれて、良かった

中盤、▲7三角成としたところで、瀬川が△9二香と逃げたところは見ごたえがあった
しかし、この△9二香では△5六桂の攻め合いもあったそうだ
その後もずっと難解な局面が続いたが、長岡が押し切った
最後の▲3三銀からの攻めは的確だった
居玉の固さを活かした見事な指し回しだったと思う

居玉で勝つ、というのはロマンがあってとても好きだ
序盤から激しくて、最後の詰めのところはハラハラして、見ていて面白い一局だった