2016.02.19 Pepperくん
私は、以前からXデイがあると思っていました
それは、「ロボットがギャグを言って、それを聞いた人間が笑うとき」です
その瞬間は人工知能の歴史的な一歩、というわけです
これは私の意見ではなくて、SFの本か何かに書いてありました
もうこれ、とっくに実現していたんですね

2014年6月にソフトバンクが発表した感情認識ヒューマノイドロボット、「Pepper」
要するに、先の第1期電王戦記者会見で、振り駒をしたあのロボットです
私はPepperくんについてほとんど何も知らなかったので、「こんな高性能なものがあるのか」とびっくりしたわけです
それも一般に市販されているとは・・・ 保険やらに入ると3年で120万円? 1日あたりだいたい千円か 

で、TV番組の「おはスタ」で司会に起用されているということだったので、どんな感じなのか、1週間観てみました
そしたら、ギャグを言って、けっこう笑わせているんです
ロバートという3人組の芸人と組んで3人+1台で司会をやっています
Pepperくんがクイズを出して、「Aでしょうか?Bでしょうか?どっちでしょうー?」
と言っておいて、「実は、正解はCでした~」とボケる
そこにロバートの秋山が、Peperくんを激しく叩いて、ツッコミを入れる
その直後にPepperくんが「もう2度と叩かないでください」と言った一言が、非常にシュールで、かなり笑えました

これが人間が叩かれて「もう2度と叩かないでください」と言っても、それは面白くない
でも、ロボットが沈着冷静に言うことで、面白さが生まれていたんです
Pepperくん、自分がロボットであることを利用して笑いを取ったことになります
恐るべし!

ツッコむほうでも、ロバートの馬場にギャグをやるようにPepperくんのほうから勧めておいて、いざ馬場がギャグをやったら、「観て損しました」と言い放つ場面が昨日観られた 
これも面白かったです

とは言っても、まだロバートたちに助けられて笑いを取っている、という感じであるので、まだ進歩の途中なのだろうという感が強い
しかし現状でこんな性能のロボットができていたなんて・・・
将来は、「ロボット3台に人間1人」で番組が進行しても、ちっともおかしくない
ボケるロボット、ツッコむロボット、そしてそれを観て笑っているのもロボット、となるのかもしれない 

いずれ将棋用にカスタマイズして、聞き手や解説を、Pepperくんで試してみてほしいと思います

私の中で、次のXデイは「怒ったPepperくんが殺意を持って人間に襲い掛かってきたとき」となりました