第15期 銀河戦
本戦Dブロック 3回戦
広瀬章人四段 vs 遠山雄亮四段
対局日:2006年11月14日
解説:大平武洋五段
聞き手:藤田 綾女流初段

去年の再放送
先手遠山の5筋位取り中飛車vs後手広瀬の居飛車穴熊になる
個人的に、5筋位取り中飛車には、居飛穴はとても有効な戦法だと思う
5筋を制圧され、やや居飛車側は作戦負けになるのかもしれないが、
実戦的には玉が遠いので穴熊側が勝ちやすいと思う
居飛車側の角は、この対局のように、△2四角と使えばいいのだ

本譜は、飛車交換になったが、そこで▲7五飛、と打ったのが面白い手だった
解説の大平は、「あまり良い手には見えない」と言っていたが、
単純に飛車を敵陣に打ち合う展開は、穴熊の勝ちだっただろう
そこからの後手の攻めをうまく凌いだ遠山がリードした
広瀬の△7七金と打ったのは、見たことも無い手だった
さすがにこれでは攻めが続かなかった
しかし24の低段くらいなら、こんな遠山のような受けができるとは思えない
どこかで先手にミスが出るだろう やはり穴熊は有力と思った
感想戦では、後手は、もっときびしく迫る筋が検討されていた

後手の攻めを完全に凌いだ遠山だったが、広瀬もねばりにねばり、
△3一香と打った局面では、もしかしてこれが逆転するのか?とさえ思わせた
まったく穴熊はこれだから怖い 結局最後は一手違いだった
遠山の受けがうまかった一局だと思う