及川拓馬 六段 vs 木村一基 八段 NHK杯 1回戦
解説 野月浩貴 七段

昨日放送された分 簡単に振り返りたい
及川は2007年四段、竜王戦2組、C2 2回目の本戦出場
木村は1997年四段、竜王戦2組、B1 18回目の本戦出場

解説の野月「及川は感覚が鋭くて、思いつかないような手を指す
じっくりした早指しでも落ち着いて戦える万能型
木村は受けが強くて、玉みずから受け駒の一枚にしてギリギリの受けが強い
引いて守る受けではなく強気の受け」

事前のインタビュー
及川「木村は形にとらわれない棋風だと思う、今日は積極的に前に出たい」
木村「及川は万能肌、その場での判断が的確で手ごわい、藤田さんをびっくりさせるような手が指せれば理想的」

先手及川で、例の戦型となった 角換わりの相腰掛け銀だ プロが最も好む戦型だ
及川から仕掛けたところ、木村からの猛反撃が待っていた
木村は歩がぶつかるのを待っていたのだろう

野月「かなり激しい攻め合いになってきましたね」
難しい中盤だが、野月の解説はわかりやすい

手がだいぶ進んだが、形勢はどうか
野月「及川の側を持って指してみたい、駒の損得なく、木村陣は薄くなっている」
これ、どう考えても私もそう思った 木村の玉は木村の頭髪くらい薄められている
木村玉、何か技がかかったらもう終わりだ そしていかにも技がかかりそうなのだが・・・

及川の猛攻が始まった
藤田「私は木村側を持って受け切れる自信がないんですけど」
野月「私もないですね」
・・・ところが! 木村、なんと、及川の攻めをしのいでしまった! ええーー 及川、他の手段が何かなかったか

攻めの手番を握った木村は、確実に及川を詰めあげた 120手で木村の勝ち

野月「及川の攻めに対して、木村がけっこうギリギリの受けをしたのが印象に残りました
木村の飛車が直通で攻めに使えていたというのが、及川の攻めを制約していた要因だった
なんか、でも、途中、及川にいい手、勝ちがありそうな気もしましたけど」

そうだよな~、駒の損得なしで木村側だけ玉が薄まっていて、あれで何も及川は攻めの技がかけられなかったのかと思えてしかたがない
ただ、木村は信用で勝ったとも言えそうだ
受けてるのが木村だから、この薄い玉形でも耐えているのだろう、という信用・・・
木村は指すときの手つきがよく、ビシンビシンと自信ありげに指して来る、それも勝因かもしれない(笑)
感想戦が4分しかなく、あと10分は感想戦を見ていたかった 

子供将棋名人戦の感想は明日書く予定です