畠山鎮 七段 vs 藤森哲也 四段 NHK杯 1回戦
解説 中村太地 六段

ハタチンと藤森・・・ 地味な顔ぶれだが、面白くなるのか

ハタチンは1989年四段、竜王戦2組、B1 19回目の本戦出場
藤森は2011年四段、竜王戦5組、C2 2回目の本戦出場

解説の太地「畠山先生は真面目で熱くて男気に溢れる方で、人望がある方です
鋭い攻めに定評がありまして、丹念に一手一手読んでいく棋風
藤森さんはとても明るくて楽しい方で、誰にでも好かれますね
藤森さんも攻めが得意 守ることをしないでどんどん攻めていく指し方はアマチュアの方に人気がありますね」

事前のインタビュー
ハタチン「藤森さんは思い切りのいい攻め、細い攻めをつないでいくのがうまい
自分の将棋も切り合う棋風なので、恐れないで踏み込むようにしたい
自分の個性がある手を出せたらいいなと思っています」

藤森「畠山先生はとても筋が良くて、本筋の居飛車党
堂々とした将棋で男らしい印象があります
後手だったら振り飛車で行こうかと思っています
自分らしく勢いのある迫力のある将棋を指したい」

先手ハタチンで、▲居飛穴vs△振り穴の、相穴熊となった
太地「振り穴は積極的に攻める展開になることも多いので、藤森らしい戦型選択」

藤森から積極的に動いて行っている
太地「攻めに勢いのあるのは後手」
先手の飛車の位置をめぐる、細かいやりとりだ

太地「相穴熊は、なぐりあいになるまでのポジション取りが大事なんですね」

けっこう戦いになってから、ハタチンの▲2四歩~▲2三歩成が間に合うか、という状況
太地「先手が、と金で桂香を拾う間に、後手が手がつくれるかどうか」

そんな折、ハタチンの自陣の飛車が、藤森の馬と交換になった
太地「先手のハタチンのペース」
そして、ハタチンのミスのない手が続く
太地「ハタチンがうまく指している」

藤森もどうにか食いつき、一手違いに持ち込んだ・・・ が、そこまでだった 
ハタチンの正確な寄せの前に、あっけなく藤森は投了 95手でハタチンの快勝

太地「攻めを得意とする両者の持ち味が出た展開でした 
ハタチンが見事にカウンターを決めて、最後は鋭く寄せきった」

感想戦が23分もあったが、長すぎて私は集中力が持たなかった
やはり藤森は馬の使い方に問題があったようだ

この一局、レベルは高いと思う でも、何かが物足りなかった
「おおー!」となったところが一つもなかったからだろう
ただ正確に指して、着実に勝ちを物にするだけでは、もう物足りない・・・

だけど、ハタチンがB1を維持しているのは伊達ではない、そういうことは分かった内容だった

追加で、昨日のTV特番の感想 
NEXT 未来のために「不屈の“人間力”で人工知能に挑む 山崎隆之八段」
ナレーション「山崎さんは練習を重ねるうち、恐怖心すら抱くようになっていました」
ナレーション「攻略の糸口を見つけ出せないまま対局の日を迎えることになりました」
ナレーション「第2局の展望が全く見えません」
山崎「先が見えないので、見通しがきかない」
・・・なんかもう、ボッコボコだった印象を強く受けさせられました、事実、2局とも完敗だったわけですけど(^^;
電王戦は、あと何年続くんでしょうか?