島本亮 五段vs豊島将之 七段 NHK杯 1回戦
解説 小林健二 九段

島本の登場  島本はシマーと呼ばれ、熊坂のクマーと並んで、一部で人気者だった(笑)
島本はフリークラスに落ちたけど、またC2に参加できるようになったとウィキペディアに書いてあった
豊島を相手にどこまでやれるのか、注目だ
島本はアロハシャツみたいなのを着ていただが、これは沖縄の「かりゆしシャツ」だそうだ

島本は2003年四段、竜王戦6組、C2 NHK杯本戦初出場
豊島は2007年四段、竜王戦1組、B1 8回目の本戦出場

解説のコバケン「島本はいい男ですよ、ひょうひょうとしたところがありましてね
将棋もひょうひょうとしてるんですけどね
豊島のほうは今や関西のホープ 将来のタイトルホルダーですし先輩後輩からも大変慕われています」

事前のインタビュー(要約)
島本「棋士になって10数年経つんですけど、初めて出場できるとは思ってもいなくて、とてもうれしく思っています
緊張から来る凡ミスがないように精一杯戦いたい」

豊島「島本は同じ関西の先輩で、受け将棋で早見え早指しのタイプかなと思います
思い切りよく指していい将棋をお見せできればと思います」

先手島本で、ごく普通の相矢倉となった 序盤の駒組みは、解説がないし、淡々と進むだけで退屈だった
コバケン「島本は色んな面白い戦法も使うんですけどね、ユニークな本も書かれたりしてるんですけど」
そういう戦法は、こういうプロレベルの真剣勝負ではやはり使うのは無謀ということか・・・
「きんとうん戦法」とか「ドラゴンスペシャル」とか、見て見たかったが(^^;

藤田さん情報によれば、島本の着ている「かりゆしウェア」の「かりゆし」の意味は「沖縄の言葉でめでたいとか縁起が良いという意味が込められている」とのことだった
コバケン「暑いですし、彼は初出場ですから、服装でリラックスしたかったんでしょうね」
私としては、何を着て出てきてくれてもOKです 
むしろ、プロ棋士はサラリーマンじゃないんだから、背広ばかり着てくるのは芸がないと思う
一番着てくれるといいのは、やっぱり和服ですね

相矢倉から角交換で、双方馬を作って、自陣方面に引き合い、先が長そうな雰囲気が漂う
コバケン「難解は局面とかけて、藤田さんと解く」
藤田「その意味は?」
コバケン「綾(あや)がある」
・・・うまい(笑) コバケン先生、こういうの好きなんかなー(笑)
何年も前に、関西会館の解説会に行ったときも、「形勢は難解です、南海ホークスです」と言っていたし・・・
※南海ホークスとはだいぶ昔あったプロ野球球団です

コバケンが手を先読みし、当たるかどうかの「当てもんゲーム」みたいな解説になっているが、たまにはこういうのもいいよね
コバケン「(島本の手に)あー それやっちゃうとー」 コバケン「(豊島の手に)ああー これいい手ですねー」
コバケン「(豊島の手に)ああー その手があったか 厳しいですねー」

こんな感じでずーっと、豊島が押しているかに見えたのだが、島本がどうにかしのいでいる 
決め手を与えない島本
うーん、手が広い局面が続き、どちらも最善手が考えにくい 難しい将棋だなー

コバケン「豊島が押しているように見えますけど、島本ががんばってますね
島本は負けるときにポキッと簡単に折れちゃうことがあるんですけど、粘ってますね」

コバケン「いやー大熱戦になりましたね、どっちが勝つかわかりませんよ」
いやー、たしかに熱戦だなー、うーん、もう頭がクラクラしてきた 今日はまた暑いし・・・(^^;

秒読みで何度も「9」でギリギリに指す豊島、心臓に悪い

島本が豊島玉を寄せられるか、というところだったのだが、豊島が上部脱出を試みたのがうまかったようだ
コバケン「んー、がんばったけどなあ、島本」 124手、豊島の底力の前にシマーは力尽き、投了した

コバケン「んーすごい将棋だった、惜しかったなあ、島本」
総評がこれだけで、寂しかった  もっとどこがどうだったか言ってほしい

感想戦が3分ほどだったが、結局よくわからなかった
なぜ豊島が勝てたのか、島本のどこがいけなかったのか

シマーが望外の力を発揮し、豊島を苦しめたのだが、やはり地力で優ったのは豊島という結果だった
解説者のコバケン先生ですらどこがポイントかよくわからなかったようだ
相矢倉らしい、総力戦となった本局、手が広くて難しい将棋で、暑い日向けではなかったな・・・(^^; 
来週はNHK杯の放送時間が変わっているので注意されたし