中村真梨花女流三段 vs 香川愛生女流三段
対局日:2016年6月7日
解説:鈴木大介八段
聞き手:中村桃子女流初段

個人的に楽しみにしている女流王将戦 
毎週土曜に囲碁将棋チャンネルで放送されている

マリカと香川、私にはおなじみの2人 解説と聞き手は先週と同じ(^^;

解説の大介「マリカは四間飛車一本、攻めがとにかく鋭い
香川も振り飛車党だが、居飛車、左穴熊も得意としている、攻め将棋」

先手マリカで、相振りとなった ▲四間vs△三間だ
香川が美濃に囲ったのに対し、マリカは中途半端な玉形のまま、猛然と攻めていった
大介「マリカは強引ですけど、自分のペースに持ち込もうということですね
私が忘れていた何かを思い出させるような攻めっぷり」

大介「香川が全部を完璧に受けて立とうとすると、かえって食いつかれる」
と言っていたところ、香川がうまい受けを見せた
狙われていた桂をポンと跳ねだし、頭のやわらかい「軽手」というべき受け

これでマリカの構想がくずれ、マリカは自分を見失ってしまったのだと思う
大介がマリカの手に対し叫ぶことが多くなっていった
大介「えーっ? ちょっとどうでしょうか」
大介「ちょっとこれは意外なんてもんじゃないですね、秒に追われましたかね」

マリカ、攻めを完全に受け切られてしまった 残ったのは、大きな駒損と、大きく乱れた玉形
もうすんごい大差・・・(笑)  香川は、余裕の手つきで、秒に追われることもなく悠然と指し続けた
大介「見事に香川の反撃が決まりましたね」
90手で香川の勝ち 圧勝であった

大介「マリカのほうが多少無理してでも攻めの形を作ったんですけど、それがかえって自分の長所である攻めをなくしてしまう展開になった
香川は女流王将のリベンジ、奪還に向けて好スタートを切った」

今回の一局は、女流クオリティと言われてもしかたない内容だったな~(^^;
24の四段くらいが、早指しで適当に指したような棋譜が出来上がってしまった
受けていた香川さんとしては、楽だったと思う
私は将棋で難しいのは、どう仕掛けるかというところだと思うんだけど、マリカが強引に攻めてきて、香川としては対応すればいいという展開
いったん差がついてからは、もう手なりで指して、もっとどんどん差がつくという一方的な内容だった

マリカさんには先週、大介が言っていた、「攻め将棋の人はまず玉を堅くしてから」という言葉がピッタリ当てはまった
玉形が弱いまま速攻を仕掛けたため、無理もきかないし、反撃がきつすぎてしまった
マリカ攻めが不発、香川の圧勝という一方的な内容で、ここまで差がつくとやはり残念だった
私は物足りず、この後、「めざせプロ棋士」でも観ようと思う(笑)

ところで聞き手の中村桃子さん、声が聞きやすくていいね 
こういう、安定した聞き手のできる人材がたくさん居るのが今の女流のいいところだね