銀河戦、16名による決勝トーナメントが進んでいる
1回戦の4局が終了したところ
超速のダイジェストで振り返る

船江vs藤井
▲船江の居飛穴vs△藤井の藤井システム
船江、何を思ったか、無策の居飛穴に進め、藤井システムをモロに食らう
そのまま攻め合ったが、船江の攻めは無視され空を切る  藤井の攻めばかり決まり船江玉はボコボコ 
結果、74手で藤井のド圧勝劇であった
藤井は考慮時間を7回余して勝っていた
あまりの大差に、船江が感想戦で「平手の手合いじゃないですね」と言っていたが、そのとおりだと思った・・・ ぐはっ

郷田vs梶浦
横歩取りとなった一戦、新人の梶浦が、郷田王将相手に、一歩も引かない激戦を繰り広げた
難しい形勢の終盤、千日手かと思われたが、郷田が創意工夫を見せて打開、しかし直後に郷田にミスが出たようだ
郷田、打開できてほっとしてしまったか
延々続くねじり合いを見事制したのは、梶浦だった 144手で梶浦の勝ち
これは両者、気合の入った攻防で、充実した一戦だった
やはりこういうのを観たいね 郷田相手に全く動じない、梶浦強しを印象づけるものだった 若手実に恐るべし!

松尾vs菅井
横歩取りで、今期電王戦の第一局、▲PONANZAvs△山崎とかなり似た戦いになった
菅井が研究してきていることは明らかで、バンバン指してくる ものすごい早指し
電王戦と同様、菅井(PONANZA側)の駒が躍動して気持ちよく活用しているのに対し、松尾(山崎側)は自玉がまとめにくく苦労ばかりの展開
そして菅井の攻撃のパンチが入り、松尾、なすすべなくノックダウン! あまりにもきれいに攻めが決まってしまった
74手で菅井のド圧勝
菅井の左桂は、△3三桂~△4五桂~△5七桂不成~△6九桂成で先手玉を詰ます駒になるという大活躍
なんと菅井は9回も考慮時間を余して勝つという離れ業で、もう松尾をフルボッコにしてしまった一局であった
研究にハマるって恐ろしい、つくづくそう思った内容だった 松尾としては悔しいだろうなあ

中村太地vs高崎
▲太地の居飛車に、△高崎が四間飛車での力戦となった
高崎、飛車を単純に交換に行ったが、飛車交換になった時点で悪くなり、あとは太地の盤石な的確な寄せの前に、もうノーチャンスだったんじゃないだろうか
高崎に工夫が足りなかったと思う 69手という短手数で打ち取られてしまった
太地は完勝で、危なげなく、間違う雰囲気がなかった  

上記のように決勝トーナメントの1回戦が4局あったが、そのうち3局は一方的でボコボコという内容で、あっけなかった
この3局は相当に大差がついたので、さみしさを感じてしまった
やっぱり将棋は基本的には一手違いのハラハラを観たいからね

でもなんだかんだ言っても、銀河戦も面白いから観ている今日この頃だ