石井健太郎 四段 vs 谷川浩司 九段 NHK杯 2回戦
解説 丸山忠久 九段

石井24歳vsタニー54歳の対決
私はタニーの対局を観るのが不安だ 
この対局、果たして石井がタニーの胸を借りるのか、それとも逆になるのか? そう思っていたのだが・・・

石井は2013年四段、竜王戦6組、C2 本戦初出場
タニーは1976年四段、竜王戦2組、B1 37回目の本戦出場

解説の丸山「石井は奨励会の頃から、四間飛車で有名だった
タニーは攻めが強い、終盤の切れ味が鋭い、対局姿勢も大変素晴らしい」

事前のインタビュー
石井「谷川九段は光速の寄せの代名詞のとおり、終盤に特徴のある棋士だと思います
堂々と終盤勝負を挑みたいと思います」

タニー「私もこの12月で現役生活40年ということになりまして、今回のNHK杯の本戦の中では一番の先輩ということになるようですね
でも若々しい将棋をということを心がけていまして、1回戦が必敗の将棋で本来はこの将棋を指せなかったはずですので、のびのびと戦いたいと思います」

先手石井で、3手目に角道を止め、タニーは振り飛車に! 相振りになった
丸山「石井は相振りもスペシャリスト、しかしタニーも経験豊富」
相振りは男子プロではめずらしい 

石井の▲向かい飛車+美濃vsタニーの△三間飛車+穴熊となっている

序盤、駒組みが続き、特に何事も起こらず、退屈であった
しかしだんだん手数が進むと、丸山「手の進み方から見ると、石井が押しているかな」
そして、丸山「石井の理想的な進め方」
と言う解説があり、なぜか石井がリードしているとのこと・・・
なぜ? なんでもう差がついてるの?
石井は積極的に桂損の攻めをしているが、これがどれほどのものなのか、私にはわからない
タニーの穴熊は弱体化しているが、まだ持つのでは・・・

▲持ち歩が多く、相手陣を乱した石井vs△桂得したタニーという戦い
丸山「石井としては決め手があるんじゃないか、タニーとしては混戦になれば」

石井、いけっとばかりに、バーンと角切り
うわ、こんな手が成立するようでは、厳しい  というかもうボロボロか  おーい、タニー!
藤田「タニー、ピンチの局面ですね」
丸山「そうですね」

タニーは頼みの綱の、捨て桂の王手でどうにかならんか、というところだったが、石井に冷静に対処されてしまった
藤田「以前として石井が」
丸山「いいと思いますね」

で、石井の寄せがきれいに決まった  全く危なげなく、石井が89手で完勝! 
おおーーーい、ボコボコやないかー!

丸山「石井はこの形にかなり精通してると解説していたんですけど、ホントにもう序盤からリードして押し切ったという感じがありますね
最後のほうはタニーが鋭い追い込みを見せたんですけど、最初の差が大きかった印象」

・・・タニーの追い込み、全然、石井には効いてなかったと思えた
何この、石井の圧倒的勝利っぷり  もう、格が違う、横綱相撲やん
石井が特に力を発揮できる戦型だったのだろうが、それにしてもどっちが永世名人なんだか・・・ 
私は悲しい・・・orz
今回の内容が、たまたまと思えないところが悲しいなあ  
一手違いにすら持って行けず、差は歴然だった  タニー・・・・ だめだ・・・

ただ、石井の強さは本局では特筆ものだった 
もう、ガンガン攻めて、ノーミスで見事なフィニッシュまで持って行ってたね
NHK杯本戦に初出場とは思えない、そして順位戦C2、竜王戦6組の棋士とは思えない

感想戦だけど、2人ともがしゃべる声が小さい、私は音量を相当上げて聞いているが、他の人はどうやって聞いているんだろうか(^^;  
本局は大差がつき、事前に私が心配した「どっちが胸を借りるのか」という予感が的中し、はあ~、という感じだ
はあ~・・・orz