女流王将戦 三番勝負 第2局
里見香奈女流王将 vs 香川愛生女流三段
対局日:2016年10月11日
解説:永瀬拓矢六段
聞き手:中村真梨花女流三段

囲碁将棋チャンネルで放送されている女流王将戦。第1局は、里見の快勝だった。
場所をいつものスタジオに変えて行われた第2戦。もう対局日は一か月以上、前。

解説の永瀬「里見は居飛車、振り飛車両方指すオールラウンダー。
香川は振り飛車の攻め将棋」

先手里見で、相振りになった。▲中飛車vs△向かい飛車。
永瀬「里見は香川の得意戦法を使って、香川の良さを吸収したいという意志を感じますね。羽生さんなんかがそうなんですけど」

ここまでの対戦成績は、里見の6勝、香川の2勝だそうだ。

さて序盤、お互いの囲いもまだという状態で、早くも里見が5筋から攻めていき、問題の局面を迎えた。
永瀬「個人的には里見がうまく指しているような気がします。これは香川は、許してくれ、ということですけど・・・。里見の大チャンス」
しかし、里見は消極的な手を指してしまう。いったいなぜだ。飛車を行ったり来たりで、実質2手パスしてしまった。
永瀬「里見は良さそうな将棋を混沌とさせてしまった」
ここの里見の2手パスは、本当に謎だった。

そして形勢入れ替わり、立場逆転。永瀬「里見は勝負に行かないと。勝負所を作れるか」
しかし、この一局、こういうことが続くことになってしまう。
永瀬の解説によれば、もういったい何度逆転してるんだ、という状態。
永瀬の解説が手厳しいのもある。でもそれにしても、逆転しすぎの内容となっていった・・・。 

相振りで、手が広く、難しいから、何度も逆転するのも、しょうがないのか?
終盤でも、永瀬「里見としては負けを覚悟してると思いますね」
と言ったところから、また逆転してしまった。
121手で里見の勝ち。

永瀬「全体的には、2転3転以上ありまして、香川にとってもすごいチャンスが訪れていたような気がしたんですけど、最後難しい局面で競り勝ったのは里見だった」

局後の勝利者インタビュー
里見「力勝負で形勢が入れ替わったけど、気持ちを切らさず指せた」

うーん、タイトル戦なんで、あんまり何度も形勢が入れ替わるのは、なんだかなあ。
4回は逆転していたんではないだろうか。永瀬の解説が手厳しいこともあり、なんだかレベルが低い内容と思えてしまった。
ああー、これが今期の女流王将戦の最後の一戦だったのだが。まあしょうがない・・・。