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羽生善治 三冠 vs 佐藤和俊 六段 NHK杯 3回戦
解説 戸辺誠 七段

さあ本命、羽生の登場だ。相手は格下の和俊、バーンとやっつけてくれ!

羽生は1985年四段、竜王戦1組、A級 王位王座棋聖を保持 31回目の本戦出場
和俊は2003年四段、竜王戦2組、C2 4回目の本戦出場

解説の戸辺「羽生は将棋界のスーパースター。どの棋戦も強いんですけども、NHK杯戦は特に強くてですね、通算優勝10回、24連勝というのもありましたね。オールラウンダーで何でも指す。追い込まれたときの絶妙手はいつもすごいなと見てます。
和俊は同じ加瀬門下の兄弟子。普段クールなんですけど、走るのが速かったり、指導将棋になると厳しいところがあったり。棋風は振り飛車党なんですけど、近年後手番ではいろいろな工夫を凝らす」

2人の対戦成績は、羽生の2-0とのこと。
先手羽生で、後手の和俊はノーマル三間飛車で、対抗形になった。▲ミレニアムvs△ダイヤモンド美濃だ。
藤田「じっくりした将棋になりましたね」

盤面右の駆け引きから、じわじわと戦いが始まった。
戸辺「和俊が積極的に動いて、うまくいっているんじゃないか。気持ちやや和俊がリードしてるかな」
羽生の囲いがなかなか安定しない。
戸辺「振り飛車のほうが少し指せるんじゃないかと見てます」
うーん、まあまだまだ先は長い、羽生にとっては許容範囲だろう。

お互いに考慮時間を使い切り、30秒将棋に突入。
戸辺「局面は非常に難しい」
おいおい、さっきよりなんかヤバくなってるような・・・。ここからじゃ、もう何が起こるかわからんぞ。

すると和俊、次々に大駒を見捨てた。強手だ。
戸辺「勝負手ですね」
大駒4枚が全部羽生のほうに来た。でも和俊は豊富な小駒を持っている。
戸辺「和俊は、力を発揮する展開ですね。形勢は難しいですね~。羽生が逃げ切れそうですけど、和俊も必死に攻めている」

羽生、玉の早逃げを何度もして粘る。もうこれ、王者の余裕など全然ない。なりふりかまわぬ羽生、ピンチだ。なんでこうなった??
戸辺「いやいや、激戦ですよ」
羽生は攻防の角を2枚打つ。戸辺「こういう角が見えるのは素晴らしいですね」

しかし~! 和俊のうまい攻め方で、どんどん追いつめられる羽生。
和俊は玉さばきでも強手を見せた。手順に飛車を補充して、ムードがもう和俊に・・・。
戸辺「私の感覚では和俊が抜け出した。飛車を取ったっていうのがデカいですね」

そしてその時はやってきた。和俊の技が決まり、羽生、「負けました」
136手で和俊の勝ち。ぐわああああーーー。なんで負けるねーーん!! 羽生の投了の瞬間、私は叫んでしまった・・・。

戸辺「素晴らしい将棋で、パッと見た感じでは何が悪かったかわからないですね。振り飛車らしい粘り強い指し回しが羽生を誤らせた、素晴らしい将棋だったと思います」

一局を通して見れば、序盤は退屈だったが、だんだん面白くなっていった。羽生はどこで悪くなったのか? 元はといえば、6筋の取り込みを許して囲いが乱れたのが、そもそもどうなのか。
終盤で和俊は、2枚の馬を引き付けて捨てたわけだけど、あれが英断だったなあ。あの2枚の馬はどっちも遊びそうだったから。
小駒だけで攻めが続くという大局観が賞賛されるべきだろう。妥協した手を指さなかった和俊、見事だった。

和俊は金星だなあ。羽生を相手に後手ノーマル三間飛車で勝つなんてね。
本局の和俊は強かった。強気強気で、最後までミスしなかった。

それにしても・・・ 羽生さん、C2の棋士に負けないでくれよーーー(^^;
もう・・・ せっかく今から3月まで羽生さんのNHK杯での活躍をガンガン観るぞ、と思ってたのに・・・orz

羽生が負けてしまい、私はかなりショックだ。ああーorz あと2局くらいは羽生の将棋を観たかった。残念至極だ。チーン。

来週はNHK杯がなく「将棋の日」の模様があり、再来週も元日という関係で、NHK杯はないとのこと。
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