NHK杯、中村修のインタビューが面白く、実際に快勝してしまい、私は痛快だった。
おっさんパワーをなめんじゃねえ!という修の指し回し、堪能した。
米長玉で意表を突き、飛車を見捨てる発想の柔軟さでも魅せ場を作った。
佐々木勇気の自陣飛車、感想戦のとおりに打ってたらなあ。これは悔しい。無念さが伝わってきたのが良かった。
AIにできない事って、悔しがることだね。ロボットは悔しい表情は作るだろうが、本当に悔しがることはできない。

そして藤井聡太君が大変なことになってるらしい。
深浦戦、私は終盤だけ観た。実に強い勝ち方。私は投了図以下がわからなかった。
Yahooトピックスの一番目立つところでもニュースになっている。
正直、渡辺明以来、ビッグスターが生まれていなかったので、藤井君のような人材をみんな望んでいたところだろう。
すでに「楽しみだ」という域を超えている。

ただ、しかし・・・ もう羽生との対局が決まっているというのはどうなのか。
もし羽生に勝っちゃったらどうすんの。逆に、ファンも藤井君も、夢がなくなってしまうんじゃないか。
そして、今もうここで七番も有力棋士と戦ってしまうというのは、対決に至る過程を味わう楽しみがなくなっている。
「藤井聡太が、ついに羽生と対決するところまで上がって来た!」という面白さを、なくしている。
まあ仕方ないが。
ともあれ再来週の羽生戦はNHK杯を無視してでも七番勝負のほうを優先させないと、いけない。