稲葉陽 八段 vs 藤井聡太 四段 NHK杯 3回戦
解説 谷川浩司 九段

注目の藤井四段の登場。TV棋戦では、銀河戦は負けたので、残るはNHK杯。
解説のタニー「稲葉は居飛車党の攻め将棋。踏み込みがいい。
藤井も居飛車党だが受けも苦にしないバランスのいい将棋」

先手稲葉で、相掛かりになった。ただし、藤井が△7四歩と突いた手があり、その歩が十字飛車で取られてしまう展開。
稲葉だけ持ち歩が2歩になった。
タニー「最新流行の形」
稲葉は▲6八玉と上がっていたのだが、そこからなんと ▲5八玉~▲4八玉~▲3九玉と、美濃に囲ってしまう。
稲葉は飛車の動きでも手損しているのに、玉も手損。しかし、この駒組みで、稲葉が作戦勝ちになったのではないか。
後手の藤井のほうから、その間に大した手がなかった。

タニー「後手に苦労が多い」という話がずっと続く。
なんか編集されてるから、長手数になったんだろうなー、だから逆転もありうると思いながら観ていたわけだが(笑)
稲葉に選択肢があるという展開がずっと続く。自陣に金銀角を打ちまくって、どうにか受けてる藤井。

そろそろ終盤も煮詰まってきた。タニー「これは稲葉は、『逃さない』と思っているはず」
藤井のほうも懸命にがんばっているのが伝わってくるのだが、いかんせん、形勢の差が縮まらない。
次第に追いつめられる藤井。あー、やめてー、藤井に勝たせて~(^^;

タニー「これは時間があれば簡単に勝てる」と言うまでに差が開いた。
藤井、最後のお願いとばかりに王手で迫ったが、そこまでで力尽きた。169手、稲葉の勝ち。

タニー「全般的に稲葉がずっと押していて、稲葉が苦しくなった局面はなかったんですけども、それでも藤井が怪しげな手を連発して、負けたんですけども藤井のすごさを改めて感じた気がします」

藤井四段、取られる桂のタダ捨てジャンプとか、魅せた手はあったんだけど、やっぱり負けるとガクッとなる。
序盤の相掛かりで▲2四歩を後回しにする作戦、優秀だなあ。
これ、敗因は十字飛車で横歩を取られたところまでさかのぼるんじゃないか。
なんだか、先手だけ2歩を持つって、差がついてるように思えてしまう。

ああー、藤井四段が負けた。ガックリ。