第27期 銀河戦 本戦Bブロック 1回戦
里見香奈女流四冠 vs 脇 謙二八段
対局日:2018年8月21日
解説:島 朗九段
聞き手:山口恵梨子女流二段

実は私は、10月に入り、スカパーの囲碁将棋チャンネルを1年ぶりに再加入しました・・・。
だって結局将棋が観たいという結論に達したからです!
前期は銀河戦で藤井聡太が負けた時点で、囲碁将棋チャンネルを解約していました。
それ以来の再加入です。10月からまた新たな第27期の銀河戦が始まっています。
そこで注目していたのが、おととい放送の里見女流。どんな手を見せてくれるのか?男子プロに勝てるのか?
ワクワクで観戦しました。

対局前に、両者の年齢が出るようになっていて、とてもありがたい。里見26歳vs脇58歳だ。
脇といえば今C2で4連敗中で順位戦では全参加棋士中、成績が最下位の棋士だから、里見には充分チャンスがあるだろうと思っていた。

先手里見で、戦型は里見の向かい飛車での対抗形。
里見から積極的に動いて、里見にどうするかの権利があるという中盤。
双方竜を引き合って長い戦いにするのか、里見が敵陣に竜を残したまま決着をつけにいくのか、というところ。
解説の島が長期戦をお勧めしている。しかし里見は斬り合いの勝負に出る!
うわー、やっちゃったかー、と思っていると、意外とまだ難しいのか?

そして、また里見に選択の場面が現れた。攻めて短期決戦か、受けて長期戦にするか?
そこでまた里見は強く決戦に踏み込んでいった・・・!が、これが疑問手。
脇の的確な手の前に、差をつけられる里見。

不利が確定してからものすごい長手数を粘る里見。美濃囲いに籠城して結局、90手くらいを粘り倒したが、倒れたのは里見のほうだった。
粘り倒すじゃなくて、粘り倒れるという表現がピッタリくる負け方。160手で脇の勝ちとなった。

あああー、男子プロと女流で、力の差は感じた。しかしすごく面白かった。
脇がファイト満々、闘志満々な表情で指しているのはカッコよかった。(脇が何度もメガネをはずしていたため表情が見えやすかった)
脇は優勢になってからは、まるでベテランの外科医みたいで、「これくらいの手術は何度も経験している」といわんばかりの指しっぷりだった。
ミスする気配がなかった。「私、失敗しないので」という米倉涼子みたいな感じが脇にあった。これだからベテランプロはあなどれない。甘くない。

男子vs女子の対決は本当に盛り上がる。まあ私の中で盛り上がってるだけかもしれんけど(笑)
これの一つ前、Aブロックの1回戦でアマがプロに勝っていたが、それはいまいち興奮しない。男が男に勝っただけだ。藤井聡太の対局以上に、男子vs女子のほうに興味ある。
銀河戦、今期は女子が2人しか出ていないので、残るはFブロックの渡部愛女流王位vs島本五段だけとなっている。
シマーが相手なら勝機ありか!? 銀河戦、前期は女子が3人出ていた。私の希望としては女子枠を4人にして欲しいところだが・・・。だって、男vs男はいっぱい観れるもん。

明日のNHK杯の、森内vs加藤桃子の感想も、なにがしか書こうと思う。