銀河戦 本戦Eブロック 最終戦
豊島将之名人 vs 藤井聡太七段
対局日:2019年5月23日
解説:飯塚祐紀七段
聞き手:鈴木環那女流二段

銀河戦でゴールデンカードの実現。今日は竜王戦の決勝トーナメントでもこの2人が戦っている。   
解説の飯塚「豊島は素晴らしい活躍ぶりで勢いに乗っている最強者。藤井は説明が要らないくらいの知名度。天才少年というのが失礼なくらい。あらゆる指標がトップレベルに届いている。令和の棋界はこの2人を中心に回ると思う」 

先手豊島で、相掛かりの相中住まいになった。
飯塚「こう着状態です、千日手も考えられます」ということだったが、藤井が果敢に筋違い角を打って打開していった。

藤井が攻めて、難解な中盤に突入。 
飯塚「藤井に選択肢が5つほどある」という展開に。そして局面は猛烈に激しくなっていった。
3つ駒が当たっているのに、藤井は当たりをもう一つ増やす手を指す。ぐえー。
飯塚「形勢は難解、激戦」

飛角桂歩、そして、と金が交錯する嵐のような局面に。
感想戦によると、藤井が1歩を余計に渡したのがまずかったとのこと。しかしそんなことは観ている私にはわからない。
飯塚すらよくわかっていなかったのだから、しょうがない。

藤井が若干の駒損で、局面も一時を思えばずいぶん収まっていった。
飯塚「なんとなく豊島のほうを持ってみたい」

藤井が桂を打って攻めたのだが、豊島のうまい攻めで、その桂が手順に取られてしまうことが確定。
飯塚「豊島がよくなりましたね、さすが名人の技でしたね」   
藤井はすぐに投了した。あああー。105手で豊島の勝ち。

飯塚「藤井が色々な技を仕掛けてきたが、豊島が押し返した。さすが名人、王者の風格」

局後のインタビューで豊島「攻められたが、なんとか凌(しの)いで勝つことができた」

んー、藤井の積極策だったのだが実らなかったか。駒が4つ当たっている局面があったから、難解すぎてよくわからなかったよ。
飯塚はがんばって解説してくれていたのだが、短時間では解説もあれくらいが限度だっただろう。
豊島が右辺から王手で角を打った手があったが、あれが効いたんだろうなあ。その角は藤井に取られたが、その間に豊島は手を稼ぐことができていた。豊島の大局観のすごさが出ていた。
・・・始まる前から危惧していたのだが、やはり難しい一局となってしまったか。私は半分くらいしか理解できなかった(^^;

しかし藤井は負けたが、6人抜きで決勝トーナメント進出が決まっている。まだそこで藤井の将棋を観れるのだ。
豊島はこの難解な将棋を耐えて切り抜けた。やはり強い。次は豊島から攻めていく内容を見てみたい。