第28期 銀河戦 本戦Bブロック 1回戦
折田翔吾アマ vs 村田智弘六段
対局日:2019/8/30
解説:阿部光瑠六段
聞き手:真田彩子女流二段

今月から、新たな銀河戦が開幕した。私の注目は、折田アマ、西山奨励会三段、里見女流、藤井聡太七段、先崎九段というところ。

折田アマは、前期決勝トーナメント進出で今期は予選から特別出場。予選で脇と福崎に勝ったということだ。
本局に勝てば、プロ編入試験を受けることができる。
折田アマの対プロ公式戦の成績は、ここまで9-3。

さて本局、先手は折田で、相掛かり。
村田が銀を素早く前線に送り、攻め込もうとした。そこを、折田が中段飛車でうまい切り返しをみせて受け、折田が優位にたった。

終盤、双方に手が広くて、紛れそうになったのだが、折田は一手違いを読み切り、勝ち切った。
71手。折田の快勝といえる内容だった。

解説の阿部光瑠「序盤から折田がのびのび指した。村田も終盤で本領を発揮した。しかしリードしていた折田がギリギリ勝ち切った」

局後のインタビュー
折田「本局は気負わず臨みたかった。弱気な手は指さずに前に出た。中終盤でミスをしたので、まだ力が足りない。試験では注目していただけるので、良い戦いをしたい」

序盤の村田の作戦、△8四飛+△8三銀の形、飛車の後ろから銀が出ていく形、これは名前は何ていうのだろうか。
鎖鎌銀(くさりがまぎん)の一種なのだが。この作戦を折田さんが見事にとがめて見せた。

本局は、各種報道で、事前に結果はバレバレだったね(笑)
もう、ふつーに強かった折田さん。
でも試験の相手は若手5人ということで、気が抜けない。
ぜひ試験に受かって、プロとして楽しいYou Tube動画を放送してほしい。