銀河戦 本戦Cブロック 8回戦
森内俊之九段 vs 藤井聡太七段
2020年3月6日
解説:及川拓馬六段
聞き手:室谷由紀女流三段

森内は2019年度、ここまで7勝12敗とのこと。

楽しみにしていた藤井聡太の銀河戦。
先手森内で、▲矢倉vs△米長流急戦となった。
解説の及川が「過去2回、森内と聡太は戦っているが、いずれも先手森内の矢倉に後手聡太の急戦策だった。後手の急戦側は手が難しい。私にも意味が理解できない聡太の指し回しだった」ということを言っていた。今回、このカードは3度目で、3回連続で聡太が矢倉に対して急戦策を採用だ。
過去2回は聡太が森内に勝っている。

双方、強気の応酬で激しい中盤となった。特に森内が「一か八か」のような手で、「こういう強攻手段を取らないと、聡太には勝てない」と思っているかのような強手で押して来る。
ドキドキの中盤。まさか、聡太、負けないだろうなー、聡太は手が広い局面がかなりあって、ヒヤヒヤで私は観ていた。

聡太は3歩持っている状態で森内の飛車の頭に歩を叩いたのだが、3回叩いて手番を握るかと思いきや、2回で止めるという、相当に高度な手を指し、解説の及川を悩ませていた。

そして聡太は守りの金をグイグイと上げてきて、森内の玉に迫る。さらに聡太は角をぶっつける森内以上の強手のお返しで、全くビビらない。
これが素晴らしい発想だった。いつの間にか差がつき、あっけなく森内が投了した。90手で聡太の勝ち。
終盤がほぼなく、快勝と言える内容だった。でも中盤は難しかった。
聡太は、さすがに強いと思わせる、良い内容だった。満足満足。

解説の及川の言うように、後手の急戦側は手が難しいと感じた。しかし、かといって、先手の矢倉側も手が難しい。せっかく矢倉を組んでも、玉を入城せずに戦っているのだから、双方ともに大局観がとても高度なものが要求される戦型だ。
そしてこの戦型を指しこなしている聡太は、やはり強いのだ。聡太、見事。

やったー、これで来月も囲碁将棋チャンネルを解約せずに済む。
もう、聡太だけが私の楽しみ(^^; 次は郷田と当たるのだが、コロナの影響がどこまで出て来るか。
たぶん、すでに郷田戦の収録は終わってそうだが・・・。

追記・5月からの銀河戦の放送予定が、なんと去年の再放送になってるーーー! な、なに~、ダメだ~