昨日のNHK杯は準々決勝の最後の一局、羽生vs斎藤だった。
先日、NHKのBSで羽生の特集が放送された。その羽生の登場。そして相手は名人戦の挑戦者になった斎藤。
これはしっかり観る価値あり、と判断。
羽生の▲矢倉vs斎藤の△5二玉型の新しい指し方。
まさに新旧の感覚の対決。そういう意味ですごく興味を持って観た。

結果は斎藤の完勝。最後は大差。
内容的には、羽生は玉が▲8八玉型だったため、後手の飛車の直射をモロに受けて被弾。玉の位置が敗因になっていた。
羽生は玉に3手かけて▲8八玉にしたのだが、それが結果的に悪かった。斎藤は玉に△5二玉の1手しかかけてない。中住まい玉の広さを存分に活かしていた。それが勝因だろう。
阪田大吉さんのブログでのAIのグラフでも、羽生にはノーチャンスの一局だったとのこと。

この一局は、若手代表である新感覚の斎藤と、ベテラン代表である羽生の将棋観の違いが表れていた。
そして結果は斎藤の完勝。新旧交代を告げた、時代を象徴する対局だったと感じた。面白かった。