第6回の今回は、ノーマル振り飛車の数値を調べる。先手が振り飛車。初手から▲7六歩△3四歩▲6六歩△8四歩と進んで、図の局面になる。ここで5手目▲7八飛or▲6八飛or▲5八飛とした場合に、ソフトはどんな数値を出すか。
ノーマル振り飛車は奇襲じゃないだろ、という声もあるが、奇襲と比べてどれほど違うのか、が知りたいのだ。
今回も10分間ずつ、考えさせた。なお、今回は6手目は手が広くあまり重要ではないので、候補手は1つだけ載せることにした(調べ方は候補手は3つ)



① 図から▲7八飛の三間飛車

<激指15>
-76 △8五歩 (ソフトが示した6手目の最善手) 以下、他の場合も同様。

<やねうら王>
-176 △8五歩

<水匠3改>
-108 △1四歩


② 図から▲6八飛の四間飛車

<激指15>
-56 △4二玉

<やねうら王>
-161 △1四歩

<水匠3改>
-126 △6二銀


③ 図から▲5八飛の中飛車

<激指15>
-77 △5二金右

<やねうら王>
-213 △4二玉

<水匠3改>
-140 △4二玉

~今回のまとめ~
やはり、ノーマル振り飛車にすると数値がマイナスになっている。これは予想どおりだった。特に中飛車が数値が低い。それも予想どおり。
平均値は、三間飛車が-120。四間飛車が-114。中飛車が-143。
あまり面白味のない数値が結果として出た(^^; 

さて、3つのソフトの特徴だが、もう分かってきた。激指がマイルド、やねうら王が辛口、水匠が中間だ。
水匠の数値だけでいいか?とも思うのだが、まあせっかくなので3つで調べていきたい。

次回は筋違い角をテーマにする予定。でも明日は用事があるので、更新はあさって以降になりそう。