開始日時:2021/12/13
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:GizumoのセカンドHN
後手:初段の人

▲2六歩
*私の先手。
△3四歩 ▲7六歩 △4四歩 ▲4八銀 △4二飛
*相手は四間飛車だ。王道の堂々の手順だ。
*以下、駒組みが続く。
▲2五歩 △3三角 ▲6八玉 △9四歩 ▲9六歩 △6二玉
▲7八玉 △7二銀 ▲5六歩 △7一玉 ▲6八銀 △3二銀
▲3六歩 △4三銀 ▲3七銀
*右金を動かさずに、速攻で棒銀に出る。右金は後からでも動かせる。
△5二金左 ▲2六銀 △3二飛 ▲3五歩
*先に▲3八飛もある。
△4二角 ▲3八飛 △8二玉 ▲4六歩 △5四歩 ▲5七銀
*△6四角に備えた手。
△1二香 ▲5八金右
*これは、こう着状態かな、と思っていた。△5三角+△4二金型が、棒銀を受ける側の主流だ。
△3五歩
*うおっ、取ってきた。うーん、これはこっちが良くなるはず。
▲同 銀 △1五角
*幽霊角と呼ばれる端角。△3七歩が狙い。
▲3六飛 △3四歩
*ここでは▲4四銀と出たいが、銀交換のあと△3五銀で、振り飛車がさばける。
▲2六銀 △3三角 ▲3五歩
*また、やり直しのようになった(笑)
△同 歩
*△4五歩かと思っていたら、また△3五歩を取ってきた。
▲同 銀 △4五歩
*ここ、私は非常に迷った。▲3三角成か、▲6六歩で交換を拒否か。
▲6六歩
*拒否して、3筋の抑え込みを狙ってみた。激指によると、▲6六歩でも▲3三角成でも互角とのこと。ただしその後の展開は全然違うが。
△4四角
*うおっ。振り飛車党の見せ場、さばきの本領というところか。
▲3四歩 △5三角
*この手が疑問だった。
▲6五歩 △3五角
*どうせ角を切るなら、一手前に切れば良かった。先手は▲6五歩が突けて得をした。
▲同 飛
*ここ、後手はどうさばくか。激指は△3四銀▲3七飛△4三銀という、高度な手順を示した。
△3四飛
*これが普通の手だ。激指は形勢はちょっと先手が良いとのこと。
▲同 飛 △同 銀 ▲3一飛 △3九飛
*飛車を打ちあったものの、私はどうやっていいか、分からなかった。
▲2一飛成 △2九飛成 ▲3三角成 △4三銀
*ここで次の手が、本局で一番の勝負所だった。美濃崩しの一手とは?
▲同 馬
*強襲。
△同 金 ▲6二銀
*この銀が入れば、なんとかなる。
△4四角
*後手の勝負手だが、もっと良い手があった。△8六桂▲同歩△8七銀の筋だ。それならまだ逆転したかもしれない。△8七銀に▲6八玉なら△2六角が攻防手となる。
▲7一角 △9二玉 ▲6一銀成
*私のミス。銀不成が明解だった。▲6一銀不成△7一角▲7二銀不成と寄せろ、と激指先生。
△8八銀
*この手よりも△9九角成が詰めろになるので、そちらを優先すべきだろう。
▲8五桂 △8九銀不成▲6八玉
*こちらが勝ち筋なのはわかるが、正しく対応しなければならない。
△7一角 ▲同成銀 △7七桂 ▲5九金寄 △8八角
*この角は詰めろかどうか?
▲7二成銀
*先手玉に詰みなしと判断。
△7九角成 ▲7七玉 △7八銀成
*ここで▲8六玉はトン死する。▲6六玉△7四桂▲7五玉も△5七馬でトン死する。
▲6七玉
*ここで相手が投了。私のはっきりした疑問手は▲6一銀成のみ、で、納得の勝利だった。考慮時間は私が10分ちょっと、相手が7分ちょっとだった。
まで81手で先手の勝ち