2022.10.23
vs二段 角換わり 相手の速攻棒銀
開始日時:2022/10/23
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:二段の人
後手:GizumoのセカンドHN
▲7六歩
*相手の先手。私は後手。
△8四歩
*私はほぼ居飛車専門。めったに振らない。
▲2六歩 △8五歩
*△3四歩と突いてしまうと、横歩取りになる可能性が高いので、それは避けるのが私流。
▲2五歩 △3二金 ▲7七角 △3四歩 ▲7八銀 △7七角成
*戦型は角換わりに決定。
▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲2七銀
*うお、棒銀だ。しかも▲7八金を省略している速攻だ。
△4四歩
*この歩突きは狙いがある。
▲2六銀 △7四歩
*先手が▲7八金を省略しているので、△7二銀~△7三銀は間に合わない。本譜のこの手は次に後手から△7五歩▲同歩△6五角の狙いがある。
▲1五銀
*▲7八金は上がらないか。ここで私の当初の予定は△5四角だった。
△7五歩
*しかし気が変わって突っかけてしまった。△5四角のほうが△4四歩の顔が立った。△4四歩の意味は、2筋から銀交換のあとに△3三金と飛車に当てて、そのとき2一に利いていて飛車の成り込みを防いでいるのだ。
▲2四歩 △同 歩 ▲同 銀
*△5四角が盤上にあれば、△2七歩で後手が良い。したがって先手は事前に飛車を浮くなどの手が必要になる。まあ本譜は△7五歩と仕掛けてしまったのだが。
△同 銀 ▲同 飛
*このときに盤上に△5四角があれば、△3三金が成立しているのが分かる。
△2三歩 ▲2八飛 △7六歩 ▲同 銀
*激指先生は互角と評価している。
△4二玉
*△8六歩と行きたいのはヤマヤマなのだが、それは▲9五角の王手飛車を食らって終了となる。
▲7七銀
*手堅い。良い手だと思う。
△6二銀 ▲7八金
*戦いが一段落して、駒組みだ。
△7三銀 ▲6五銀
*なんだこれは。
△5二金 ▲7四歩 △6二銀 ▲5五角
*いやなところを攻めてくる。しかし私は悲観はしていなかった。形勢は五分だろうと思っていた。局後に検討させてみても、激指もそう判断していた。
△9二飛 ▲4四角 △3三桂 ▲7六銀上 △4三金右 ▲6六角
△8二飛
*後手の私としては千日手もしょうがないと思った。
▲5五角 △9二飛
*千日手になるか?
▲7七桂
*後手は角と銀を持っている。先手はすでに使っているので、ある程度は盤上を制圧されてしまうのは、しょうがない。
△5四歩 ▲6六角 △8二飛 ▲8五桂 △3一玉
*ここら辺は、我ながら落ち着いている。
▲9六歩 △2二玉 ▲9五歩
*端から戦端が開かれそう。
△8四歩 ▲9三桂成 △同 香 ▲9四歩 △同 香 ▲同 香
*形勢はどっちがいいか分からない。
*激指によると-300ほどでちょっと後手がいいようだが、まだまだ難解な局面なのでリードのうちに入らないだろう。
*次の手はそうとう悩んだ。何をしたものか?
△5五銀
*猶予時間をかなり使ってのこの銀。まずまずの手のようだ。
▲7五角 △7二飛
*この飛車は我ながらよく指せた。次に△6四歩から銀交換のあと、△7四飛のさばきを狙っている。
▲9一香成 △5三銀
*すぐに△6四歩も考えたが、いったん、形を整備した。
▲2四歩
*うーん、攻めてきたか。
△同 歩 ▲2三歩 △同 玉 ▲2七香
*厳しそうな攻め。
*ここで激指は△6四歩を勧めている。なんと▲2四香には△1四玉で耐えろと言っている。そんなん、怖くて指せるわけない(笑)
△2五歩
*あまり気が進まない手だが、他の手も分からなかった。
▲8一成香
*△9二飛の筋が発生したので、ここは我慢だ。
△9二飛 ▲2四歩 △1二玉 ▲2五香
*先手の疑問手。とにもかくにも▲9七歩が必要だった。
△9九飛成
*飛車が成り込めて、行けそうと思った。激指は-450ほどで後手が有利と出ている。
▲4八玉 △2七歩 ▲同 飛 △2五桂 ▲同 飛 △2二歩
*手抜きで△4六歩などと4七を攻める手もあった。
▲5六銀 △同 銀 ▲同 歩 △1四角
*色々手があるようだが、この角も良い手だ。
▲2八飛 △4四香
*順調に後手が攻めている。これは勝てるんじゃないかと思った。
▲5九桂 △6九龍
*この金取りが妙に受けにくい。
▲5七玉
*思い切った受けをしてきた。
△4七香成 ▲同 桂 △4九龍
*しかしこれで金を取れた。後手優勢。
▲2五香
*次の△4七角成を防いで攻防手。
△同 角
*邪魔なので取っ払った。
▲同 飛 △4六歩
*この手は激指によると悪手だそうだ。一気に先手有利に逆転している。△1四銀が手堅かった。
*次に▲2三銀~▲2一角で後手陣は崩壊している。
▲5三角成
*しかし後手もチャンスを逃した。
△4七歩成 ▲6六玉 △5三金 ▲2三銀
*ここがまた勝負所。△同歩か、△2一玉か?
△2一玉
*この手はミス。△同歩が正しかった。先手有利になってしまっている。
▲3二銀成 △同 玉 ▲2三歩成 △同 歩 ▲2一角 △4一玉
*相手の猛攻。しのぎ切れるのか?
▲4二歩 △同 玉 ▲4三歩 △5二玉
*ここら辺は後手がどうやっても先手有望だった。
▲4一銀 △6一玉
*次の先手の手が、明暗を分けた。本局一番のポイントだった。
▲7一金
*詰ませたいがための手だったのだが、先手の敗着。▲7三歩成としておけば先手が勝っていた。
△6二玉 ▲7三歩成 △同 玉 ▲6五桂 △8三玉 ▲5三桂成
*金を取ったが、先手の攻め駒は、残骸の山になってしまっている。
△5七角 ▲7七玉 △8九銀
*激指によれば詰みもあったが、手堅い寄せ方。
▲7九歩 △7三香
*これはさすがに勝てると思った。
▲6三成桂 △7八銀成 ▲同 歩 △7六香 ▲同 玉 △7五金
▲同 飛 △同角成
*以下は即詰み。
▲同 玉 △7四飛
*ここで相手が投了。142手の熱戦だった。終盤で▲2三銀と打ち込まれたときに△同歩と取れなかったのが、私の受けの弱さを露呈している。でも勝ててうれしかった。
*消費時間は相手が9分弱、私が16分強。ほぼ倍、私は使っている(^^;
まで142手で後手の勝ち
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:二段の人
後手:GizumoのセカンドHN
▲7六歩
*相手の先手。私は後手。
△8四歩
*私はほぼ居飛車専門。めったに振らない。
▲2六歩 △8五歩
*△3四歩と突いてしまうと、横歩取りになる可能性が高いので、それは避けるのが私流。
▲2五歩 △3二金 ▲7七角 △3四歩 ▲7八銀 △7七角成
*戦型は角換わりに決定。
▲同 銀 △2二銀 ▲3八銀 △3三銀 ▲2七銀
*うお、棒銀だ。しかも▲7八金を省略している速攻だ。
△4四歩
*この歩突きは狙いがある。
▲2六銀 △7四歩
*先手が▲7八金を省略しているので、△7二銀~△7三銀は間に合わない。本譜のこの手は次に後手から△7五歩▲同歩△6五角の狙いがある。
▲1五銀
*▲7八金は上がらないか。ここで私の当初の予定は△5四角だった。
△7五歩
*しかし気が変わって突っかけてしまった。△5四角のほうが△4四歩の顔が立った。△4四歩の意味は、2筋から銀交換のあとに△3三金と飛車に当てて、そのとき2一に利いていて飛車の成り込みを防いでいるのだ。
▲2四歩 △同 歩 ▲同 銀
*△5四角が盤上にあれば、△2七歩で後手が良い。したがって先手は事前に飛車を浮くなどの手が必要になる。まあ本譜は△7五歩と仕掛けてしまったのだが。
△同 銀 ▲同 飛
*このときに盤上に△5四角があれば、△3三金が成立しているのが分かる。
△2三歩 ▲2八飛 △7六歩 ▲同 銀
*激指先生は互角と評価している。
△4二玉
*△8六歩と行きたいのはヤマヤマなのだが、それは▲9五角の王手飛車を食らって終了となる。
▲7七銀
*手堅い。良い手だと思う。
△6二銀 ▲7八金
*戦いが一段落して、駒組みだ。
△7三銀 ▲6五銀
*なんだこれは。
△5二金 ▲7四歩 △6二銀 ▲5五角
*いやなところを攻めてくる。しかし私は悲観はしていなかった。形勢は五分だろうと思っていた。局後に検討させてみても、激指もそう判断していた。
△9二飛 ▲4四角 △3三桂 ▲7六銀上 △4三金右 ▲6六角
△8二飛
*後手の私としては千日手もしょうがないと思った。
▲5五角 △9二飛
*千日手になるか?
▲7七桂
*後手は角と銀を持っている。先手はすでに使っているので、ある程度は盤上を制圧されてしまうのは、しょうがない。
△5四歩 ▲6六角 △8二飛 ▲8五桂 △3一玉
*ここら辺は、我ながら落ち着いている。
▲9六歩 △2二玉 ▲9五歩
*端から戦端が開かれそう。
△8四歩 ▲9三桂成 △同 香 ▲9四歩 △同 香 ▲同 香
*形勢はどっちがいいか分からない。
*激指によると-300ほどでちょっと後手がいいようだが、まだまだ難解な局面なのでリードのうちに入らないだろう。
*次の手はそうとう悩んだ。何をしたものか?
△5五銀
*猶予時間をかなり使ってのこの銀。まずまずの手のようだ。
▲7五角 △7二飛
*この飛車は我ながらよく指せた。次に△6四歩から銀交換のあと、△7四飛のさばきを狙っている。
▲9一香成 △5三銀
*すぐに△6四歩も考えたが、いったん、形を整備した。
▲2四歩
*うーん、攻めてきたか。
△同 歩 ▲2三歩 △同 玉 ▲2七香
*厳しそうな攻め。
*ここで激指は△6四歩を勧めている。なんと▲2四香には△1四玉で耐えろと言っている。そんなん、怖くて指せるわけない(笑)
△2五歩
*あまり気が進まない手だが、他の手も分からなかった。
▲8一成香
*△9二飛の筋が発生したので、ここは我慢だ。
△9二飛 ▲2四歩 △1二玉 ▲2五香
*先手の疑問手。とにもかくにも▲9七歩が必要だった。
△9九飛成
*飛車が成り込めて、行けそうと思った。激指は-450ほどで後手が有利と出ている。
▲4八玉 △2七歩 ▲同 飛 △2五桂 ▲同 飛 △2二歩
*手抜きで△4六歩などと4七を攻める手もあった。
▲5六銀 △同 銀 ▲同 歩 △1四角
*色々手があるようだが、この角も良い手だ。
▲2八飛 △4四香
*順調に後手が攻めている。これは勝てるんじゃないかと思った。
▲5九桂 △6九龍
*この金取りが妙に受けにくい。
▲5七玉
*思い切った受けをしてきた。
△4七香成 ▲同 桂 △4九龍
*しかしこれで金を取れた。後手優勢。
▲2五香
*次の△4七角成を防いで攻防手。
△同 角
*邪魔なので取っ払った。
▲同 飛 △4六歩
*この手は激指によると悪手だそうだ。一気に先手有利に逆転している。△1四銀が手堅かった。
*次に▲2三銀~▲2一角で後手陣は崩壊している。
▲5三角成
*しかし後手もチャンスを逃した。
△4七歩成 ▲6六玉 △5三金 ▲2三銀
*ここがまた勝負所。△同歩か、△2一玉か?
△2一玉
*この手はミス。△同歩が正しかった。先手有利になってしまっている。
▲3二銀成 △同 玉 ▲2三歩成 △同 歩 ▲2一角 △4一玉
*相手の猛攻。しのぎ切れるのか?
▲4二歩 △同 玉 ▲4三歩 △5二玉
*ここら辺は後手がどうやっても先手有望だった。
▲4一銀 △6一玉
*次の先手の手が、明暗を分けた。本局一番のポイントだった。
▲7一金
*詰ませたいがための手だったのだが、先手の敗着。▲7三歩成としておけば先手が勝っていた。
△6二玉 ▲7三歩成 △同 玉 ▲6五桂 △8三玉 ▲5三桂成
*金を取ったが、先手の攻め駒は、残骸の山になってしまっている。
△5七角 ▲7七玉 △8九銀
*激指によれば詰みもあったが、手堅い寄せ方。
▲7九歩 △7三香
*これはさすがに勝てると思った。
▲6三成桂 △7八銀成 ▲同 歩 △7六香 ▲同 玉 △7五金
▲同 飛 △同角成
*以下は即詰み。
▲同 玉 △7四飛
*ここで相手が投了。142手の熱戦だった。終盤で▲2三銀と打ち込まれたときに△同歩と取れなかったのが、私の受けの弱さを露呈している。でも勝ててうれしかった。
*消費時間は相手が9分弱、私が16分強。ほぼ倍、私は使っている(^^;
まで142手で後手の勝ち
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