2022.10.30
私の実戦から、私の詰み逃し。これはひどい。

たまには図面を張らないと、張り方を忘れるので、図面を使っておく。
上の図は、今日やったレート戦。先手が私。序、中盤、我ながらうまく指し回し、あとは寄せるだけ。
今、後手が最後のお願いと、持ち駒の銀で△4九銀と先手玉に詰めろをかけたところ。
これ、どう見ても、後手玉に詰みがある。先手は大駒3枚で後手玉を包んでおり、持ち駒も金銀がある。
もう、どう見ても詰みだ。
・・・でも、実戦で30秒で見つけられなかったのだ!
実戦は▲6一角成△同銀▲6三銀と上に逃がしてしまい、なんと詰み逃し。そして大逆転負け。
しかも投了図は、あとから激指で調べると、まだ先手有利と検討モードが判断した・・・。もうね、アホかと。
図面以下は、いくつも詰みがあるとのこと。
一番簡単なのは▲4二竜△6三玉▲5二銀(または▲5四銀)以下の詰み。後手は合駒がないのだ。△4九銀と打ったので、後手に持ち駒がなくなったことに、私は気づかなかったのだ。
次の詰ませ方は▲7一銀または▲5一銀で、△6三玉とかわしたときに▲6二金からバラバラにする手。これも単純。
さらに▲5二金以下でも詰むとのこと。
本譜の▲6一角成以下でも詰むことは詰む。▲6一角成△同銀▲7三角成でも、持ち駒の物量にモノ言わせて長いが詰むとのこと。
・・・これを逃していたら、もう勝つ将棋がない、と言えるくらいの詰み逃しだった。ショック。こんなんで二段に上がれるわけない。
そういえば詰将棋なんて、もう何か月もやってないなあ。
天国の村山聖九段に怒られそうだ。「どうやったら詰まないんですか」
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