開始日時:2023/06/07
棋戦:R対局 早指し2(猶予1分)
先手:初段の人
後手:GizumoのセカンドHN

▲2六歩
*初段どうしの一戦。私は後手。
△8四歩
*私は後手なら、相掛かりか角換わりを受けて立つ。
▲2五歩 △8五歩 ▲7六歩
*後手はここで△3四歩と突いてしまうと、横歩取り模様になってしまうので、注意。
△3二金
*私は横歩取りは避ける。
▲7七角 △3四歩
*これで角換わりか、先手が雁木にするか。
▲8八銀
*先手は角換わりを趣向した。▲6六歩なら雁木だった。
△7七角成 ▲同 銀 △2二銀
*すでに先手が▲2五歩型なので、後手は△4二銀ではなく△2二銀とする。
▲9六歩
*相手の早い端歩突き。何かあるのか?
△3三銀
*せっかくだから、私は9筋は無視することにした。
▲7八金 △7二銀 ▲9五歩
*相手は端に2手費やした。後手の私としては、急戦で動いていき、9筋の2手を無駄にするように指したい。
△7四歩 ▲3八銀 △7三銀
*私の好きなのは、棒銀か早繰り銀。
▲6八玉 △6四銀
*今回は早繰り銀。
▲4六歩 △7五歩
*もう戦いを起こしてしまう。なぜ△7五歩が成立するかというと、8六で銀交換したあとに▲9五角の王手飛車がない。今回は特殊なケースである。
▲同 歩 △同 銀
*ここで先手に、早繰り銀に対する面白い指し方がある。
▲2四歩
*これがセオリーで定跡。△同銀は▲5五角。
△同 歩 ▲2五歩
*しかし、これは私は想定内。今回は端が特殊だが、部分的に知ってる定跡だ。
△7六歩
*△2五同歩はもちろん▲同飛で十字飛車になってしまう。
▲8八銀 △8六歩
*2筋はとりあえず放置する。
▲同 歩 △同 飛 ▲8七歩 △8四飛
*飛車を好位置に引く。この場合も▲9五角は本局では消えている。
▲2四歩
*取り込まれたが、想定内。
△2二歩
*私はこれで難しい形勢と思った。激指15も全く互角と判断している。
*ここで先手に、ちょっと面白い手が発生している。
▲4七銀
*ここは▲2五飛と浮くのが面白い手だった。△6四銀と引かせれば利かしだし、△6四角と打つのも勇気がいる。いずれも互角の形勢だが、▲2五飛は実戦的な手だった。
△7二金
*これはバランスを取った手。後手は9筋を詰められているし、2筋も詰められているし、もう玉を囲うような将棋ではないと思った。
▲3六歩
*形勢は全く互角。ここでも▲2五飛も有力だった。
△7三桂
*後手の私としては、もうやりたい手もないので、攻めるしかないと判断。
▲5八金
*後手はどうするか・・・。私は1分の猶予時間をほぼ全部使っての大長考。結局私が選んだ、攻める手とは?
△6五桂
*1分24秒の考慮で指した桂跳ね。元気がいいのは良いことだ。形勢は全く互角。
▲3七桂
*次の手は、長考したときからの予定。
△4四角
*この角に、この一局の命運を賭けた。
▲4五桂
*とりあえず、桂を跳んで来た。もし▲4五歩なら△8八角成の予定だった。
△4二銀
*銀を逃げたが、次善手。ここは後手は銀当たりを無視して、△8六歩から攻め合うのが最善で、後手が差をつけて大きくリードできた、と激指先生。
▲5六銀
*この銀は、結果的に一手パスになった。後手の攻め筋は?
△8八角成
*これが角を打ったときからの狙いだった。しかし次善手で、△8六歩から攻めたほうがハッキリしている、と、やねうら王先生。激指15は△8六歩が読めてない。△8六歩から、7五の銀も攻めに参加させたほうがいいようだ。
▲同 金
*△8八角成でなく△8六歩の場合、先手に応手が多く分かりにくい。その点、△8八角成は読みやすかったので、私はこっちにした。
△7七銀
*ガリガリと攻める。
▲同 桂 △同桂成
*歩成よりも、本譜の桂成のほうがわずかに良いとの、やねうら王。
▲同 金 △同歩成 ▲同 玉
*ここからの後手側の、正しい攻め方が分かるだろうか?
△7六歩
*私はこうしたが、疑問手。△8六歩が正しく、以下▲同歩△同飛▲8七歩△8五桂が一例で後手良しだった。
*本譜の王手に対して、先手玉の最善の逃げ場は?
▲6八玉
*これが敗着となった。▲7八玉ならまだまだ難しかった。やねうら王は、▲7八玉なら+360ほどで先手が良いとまで言っている。恐ろしや。
△8七飛成
*一気に後手が優勢になった。やはり正しく受けるのは難しい。
▲5九玉
*ここで決め手がある。挟撃。
△3七金
*もし△8七飛成▲5九玉の交換がなく△3七金と打ってしまうと、▲2六角という妙手があって、逆転すると、やねうら王。
▲2五飛
*この手ではもう先手に希望がないので、ここからでも飛車を見捨てて▲2六角~▲5三桂成しかなかったと思う。
△8九龍
*厳しい。
▲6九桂 △7七桂
*ここで相手が投げた。考慮時間は双方約4分ずつ。私としては、△6五桂~△4四角~△8八角成という、元気ある攻めができ、満足だ。先手は9筋に手をかけたので、受け身になったのが敗因だろう。正確に受けるのは難しい。
まで66手で後手の勝ち